2020/12/25（金）UP
（最終更新：2020/12/26 19:36）

会見に出席した原口

　12月25日（金）都内にて、キックボクシングイベントのRISEが会見を開き、2021年2月28日（日）神奈川・横浜アリーナで『RISE ELDORADO（エルドラド） 2021』を開催すると発表した。

　参戦決定選手として、原口健飛（22＝FASCINATE FIGHT TEAM）の参戦が発表された。対戦相手は外国人選手の予定で、今後に決定される。

　原口は、空手仕込みの殺傷能力の高い打撃を武器に、今年の1月のRISEライト級のベルトを戴冠。8月には元K-1王者の大雅を1RKOで沈めると、10月の［DoA2020-63kgトーナメント］に参戦すると、1回戦で、SB日本ライト級王者・西岡蓮太（龍生塾）との高度な技術戦を制して勝利。決勝では1回戦で白鳥大珠を劇的TKOで下した直樹（BRING IT ON）を1R KOで撃破し、強豪揃いのトーナメントを制した。戦績は20戦18勝1敗1分（11KO）。

自慢のパワーで直樹を薙ぎ倒す原口（右）

　先日には自身の持つRISEライト級王座を返上し、21年は海外の強豪選手との対戦を見据えている。「僕は今年1年で、RISEライト級の王者とDOA（DEAD OR ALIVEトーナメント）の両方取れて、なかなか頑張ったかなと思っています」と、一気にスター選手に駆け上がった1年を振り返る。

　19年の-61kg世界トーナメント優勝者である白鳥大珠（24=TEAM TEPPEN）との対戦を期待されて、10月のトーナメントに参戦した原口だったが、白鳥が1回戦に直樹にTKO負けし、その試合は実現しなかった。

会見で意気込みを語る原口、後ろには白鳥が出席した

　それについては「ショックも大きかった」としながらも、「やるならもっと2人が成長して、最高潮の状態でやりたい。この白鳥は倒されへんなという状態が、（以前は）結構あったんですけど、今は正直勝てるかなと思っちゃってる部分もある。そういう選手とやりたいとは思わないし、白鳥選手はもっとできると思うし、僕自身ももっともっとできる。どっちが強いか分からなくなってからやりたいと思うので、期待してください」と機運が高まった際に、対戦したいと話した。

　今大会は、6月からスタートする予定の海外の強豪選手が参戦するワールドシリーズに繋がる意味合いも持つ。今大会の対戦相手については「（外国人選手の）名前は正直わからないですけど、ヨーロッパ系は自分はやったことがない。中国でも強いやつおると思うので、どこかの国の1番強いやつやったら良いですね」と、国を代表するファイターとの対戦を望んだ。

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