【RIZIN】朝倉海「堀口の癖は変わらない」「パワー含め全て向上」防衛に自信
12月31日(木)にさいたまスーパーアリーナにて開催される『Yogibo presents RIZIN.26』の[RIZINバンタム級タイトルマッチ RIZIN MMAルール(61.0kg):5分3R ※肘あり]で堀口恭司(30=アメリカン・トップチーム)を迎え初防衛戦に挑む王者・朝倉海(27=トライフォース赤坂)が29日、試合前インタビューに答えた。
最近はウエイトトレーニングにも力を入れている朝倉は「今回の減量は、いつもより減量幅が大きかった分、ちょっときつかったです。当日は5キロくらい戻そうかな、いつもよりパワーがついていると思います」と、フィジカル強化に自信を持つ。
さらに「パワー以外も全部向上してます。今回は(打撃だけでなく)全てを見せると思うので、試合を見てくれればいいと思いますね。体重だけじゃわからないパワーもつけてきています」と、打撃やパワー以外の全局面を見てほしいとアピールする。
昨年の堀口戦からは4戦(3勝1敗)している朝倉だが「良かった所も悪かった所も修正し、経験値になった。練習では本気でやりあうことがないと思う。試合で出ることが全てなので、試合の経験は大きい」と試合でさらに進化したと言う。
相手の堀口は、怪我の治療に専念し試合をしていない。今回は情報が少ないのではという声もあるが「ぶっちゃけ(以前より)そこまで変わらないと思っています」と断言。
(堀口のコーチである)マイク・ブラウンが「過去の映像は参考にならない」と発言していが、これについても「すごく参考になると思うし、癖とかは変わらないと思う。すごく材料になると思いますね」と一蹴した。
さらに「前回とは比べ物にならないくらい成長している、別人なくらい違うし、調子もすごく良い」と試合前の体調、メンタルともに前回よりも良いと語る。
兄の未来は、2試合前に戦い、セコンドにつけるかはわからない。「セコンドについてもらえるのがベストですけど、もし(怪我などで)いなくても作戦どおりにしっかり実行していきます」と未来無しでも問題無いと言う。
またベラトール王者・アーチュレッタが宣戦布告していることについては「すごく嬉しいことですし、堀口選手に勝ったら必然的にそうなるのかなと。しっかり勝ってベラトールのベルトも獲りにいけたら。今回の試合、(RIZINの)ベルトの防衛戦というより、向こう(ベラトール)に行って、ベルトを取りに行けたらという気持ちのほうが強いです」と先を見据え意気込んだ。
【朝倉vs堀口戦のこれまでの経緯】朝倉と堀口は昨年8月の『RIZIN.18』にてノンタイトル戦で対戦し、朝倉が1R1分8秒でKO勝利。その試合直後の会見から朝倉は「大晦日にベルトをかけて戦ってほしい」と王者・堀口に対戦を要求し、同年の大みそかに朝倉が挑戦者としてタイトルマッチが決定したが、堀口の十字靭帯を損傷の怪我で中止に。長期戦線離脱のため、堀口は王座を返上した。
この王座をかけ朝倉とマネル・ケイプ(アンゴラ)が大みそかに対戦しケイプが勝利したが、UFCに移籍のため返上。今年8月の扇久保との王座戦で朝倉がTKO勝ちし、念願のベルトを手にした形となっている。
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