【Krush】壽美、初戴冠へ自信「当たったら倒れる攻撃を作る」KANAとのK-1王座戦見据える
1月23日(土)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.121』の[第5代Krush女子フライ級王座決定トーナメント]の準決勝で対戦する、壽美(ことみ・24=NEXT LEVEL渋谷)と芳美(39=OGUNI-GYM)のコメントが主催者を通じて届いた。
壽美は、サウスポーから繰り出される左ストレートを武器にキャリアを積み上げ、昨年の11月には自身が”憧れの存在”と語っていたK-1女子フライ級王者・KANAとノンタイトル戦で激突。自身の左ストレートや左ミドルを効果的に当てていき、判定勝利する快挙を成し遂げた。その試合でKANAは負傷し長期欠場となり、壽美はKANAとのタイトルマッチが望まれる中、今回はKrushの王座をかけてトーナメントに参戦することになった。
「もともと私はKrushのチャンピオンになってKANA選手と戦いたいと思っていたので、ここで絶対にKrushのベルトを獲ってやろうと思いました」と壽美。最高のシチュエーションで再戦し、夢のK-1王座を戴冠するためにも、このトーナメントは落とせない。
以前から「KrushのチャンピオンになってKANA選手に勝ってK-1のチャンピオンになる」との目標を話していたこともあり、Krushのベルトにはかなりの思い入れがある。「かっこいいなと思っていたベルト」と常に憧れもあった。
現役王者に勝利したことにより、ファンからも注目される存在となった壽美だが、「変に自分にプレッシャーをかけるのではなく、Krushのベルトがほしいという気持ちだけに集中して、100%自分が勝てる自信を持ってリングに立とうと思います」と目の前の勝負に集中し、ベルト獲得を目指す。
対戦する芳美については「すごくアグレッシブで気持ちが強い選手」と話すが、「自分のファイトスタイルが見えてきたので、それを貫きながら相手のやりたいようにはやらせない試合をしたいです。試合までに当たったら倒れる攻撃を作ってリングに立ちたいです」とKO勝利を狙うと宣言する。
壽美の目指すのは、相手に痛いと思わせるほどの力のあるファイターだ。「次の試合は“KANA選手に勝った選手”として見られると思いますが、『あの時よりも強くなっている』や『別人くらい強くなっている』と思わせたいです」と更なる進化を誓った。
対する芳美は、34戦10勝(2KO)21敗3分の豊富なキャリアを持つファイター。Krushは、自身でも「今まで一ファンとして見てきた大会」と語る通り、今回がKrush初参戦となる。
Krushのリングは”破壊”の意味の通り、アグレッシブなファイトで後楽園を沸かせるファイターが輝く興行だ。芳美はKOにこだわりを持っており「Krushは純粋に殴って蹴って倒し合いをするルール。自分の本来の戦い方に合うんじゃないかなと思って練習しています」とKO勝利に向け、着々と準備を進めているという。
さらに「今までなかなかベルトを獲れなくて、ベルトに対するモチベーションが下がった頃もあった。でも今私はジュニアやシニアの会員さんたちを指導していて、その人たちにベルトを見せてあげたいと思うようになって、ベルトへの想いもどんどん強くなってきました。会見でKrushのベルトの実物を見てかっこよかったので、あのベルトを腰に巻きたいです」と意気込んだ。
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