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【UFC】ヘビー級王者ミオシッチ、タイソンも注目“秒殺”のガヌーと防衛戦で再び激突=3.27

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2021/01/17(日)UP

18年に対戦したミオシッチ(左)とガヌー(右)が再びタイトル戦で激突!

 UFCヘビー級王者スティーぺ・ミオシッチ(38=米国)が、3月27日に開催予定の『UFC260』で同級ランキング1位で秒殺KO勝ちを重ねるフランシス・ガヌー(34=カメルーン/フランス)と防衛戦を行う事が明らかになった。ダナ・ホワイト社長が17日(日本時間)に行われた『UFC Fight Island 7』の大会後会見で発表した。

 18年1月の『UFC220』で両者は対戦し、王者のミオシッチが挑戦者のガヌーを判定3-0で下している。ミオシッチは以降、現役引退したダニエル・コーミエ(米国)との3連戦で一度は敗れたものの、連勝し、王座を守っている。ミオシッチのMMA戦績は20勝3敗。

パウンドで顔面を殴りつけるミオシッチ、苦悶の表情のガヌー!

 対するガヌーはMMA戦績15勝3敗で勝利試合は全てフィニッシュ(11KO/4サブミッション)している強豪。MMA最強とも言われる強打を持ち、これまでアリスター・オーフレイム、ケイン・ヴェラスケス、ジュニオール・ドス・サントスといった相手をいずれも1Rで沈めてきた。前戦では、昨年5月の『UFC 249』でホーゼンストライク(スリナム)​​に左フックでわずか20秒でKO勝ちを収め、自身のプロ最短KO記録となるなど、過去4試合は全て80秒にも満たない秒殺KO勝ちで勢いに乗っている。ボクシング元ヘビー級王者のマイク・タイソンにも指導を受け、前戦の最短KOには「危険な未来のチャンピオン」と言わせしめた。

アリスター・オーフレイム(右)を左フックでKOしたガヌー(17年12月)

 UFCヘビー級は現在、元2階級制覇王者のコーミエが昨年8月に現役を退いたが、元ライトヘビー級王者のジョン・ジョーンズ(米国)が同じ8月に王座を返上しヘビー級転向を表明。2階級制覇に乗り出し、新たなヘビー級戦線に注目が集まっている。

 また、3月27日の『UFC260』では、 「アレクサンダー・ヴォルカノフスキー(オーストラリア)vsブライアン・オルテガ(米国)」のフェザー級タイトルマッチも予定されている。

▶︎次ページは(動画)ガヌーのKO&一本ベスト5

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