【UFC】マイク・タイソンが20秒KO勝利のガヌーに「危険な未来のチャンピオン」
5月10日(日・日本時間)アメリカ・フロリダ州ジャクソンビルで行われた無観客マッチ『UFC 249』でフランシス・ガヌー(33=カメルーン)がジャルジーニョ・ホーゼンストライク(スリナム)に左フックでわずか20秒でKO勝ちを収めた。
ガヌーはMMA最強とも言われる強打を持ち、これまでアリスター・オーフレイム、ケイン・ヴェラスケス、ジュニオール・ドス・サントスといった相手をいずれも1Rで沈めてきた。
対するホーゼンストライクはキックボクシングでKOの山を築き、MMAでは10戦10勝(9KO)無敗(うち、昨年2月から参戦のUFC戦績では4戦4KO)。ヘビー級のKOファイターだけに1〜2ラウンドあたりでの決着が予想されたが、まさかこれほど早いとは。
ガヌーは19年11月には尊敬するマイク・タイソンと対面を果たし、指導を受ける姿が話題となった。今回はタイソンと対面後の初の試合だった。
試合後、タイソンは自身のツイッターをアップ、「目覚ましい、危険な、未来のチャンピオン。20秒ノックアウト」と綴った。ガヌーとの対面後、タイソンも気にかけていたようだ。
ガヌーは試合後「自分が思い描いた試合ができた。まだベルトを獲得していない自分は落胆でしかなく満足していない。自分はタイトルマッチに挑戦できるだけの選手だと自分は思っているし、この試合の後、UFCがタイトルマッチを組んでくれるといい」と語った。
ガヌーと対戦するのは誰か。昨年8月、王者ダニエル・コーミエ(41)にTKO勝ちしヘビー級王座を奪取したスティペ・ミオシッチ(37)だが、試合後、リマッチを行うとUFCのダナ・ホワイト会長は語っている。前戦ではコーミエは引退撤回して対戦しただけに、次のミオシッチとの対戦で引退となる可能性が高い。
ガヌーがタイトル戦に挑めるとしたらコーミエかミオシッチか。18年1月にはミオシッチの持つヘビー級タイトルに挑んだが、ミオシッチのタックルからのグラウンド力に決定打が奪えず判定負け。以降、今回で4連勝のガヌーは再びタイトルマッチ挑戦を訴えた。
さらに進化した感のあるガヌー、タイソンが言うようにガヌーが未来のチャンピオンとなることができるか。
▶︎次ページは動画、マイクタイソンがUFC戦士ガヌーにディフェンスを伝授、ウェービングも当時のまま
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