DEEP王者・川原波輝がONEデビュー戦に“完全決着”宣言「ギブアップさせる」=1.22シンガポール
1月22日(金)にアジア最大級の格闘技団体「ONE Championship」がシンガポール・インドアスタジアムで開催する「ONE: UNBREAKABLE」でONE初参戦を果たすDEEPストロー級王者・川原波輝(31=Team Alpha male)の現地インタビューが20日、主催者より発表された。
川原は今回、フィリピンの超新星リト・アディワン(チームラカイ)と対戦。アディワンは当初、中国強豪のハシガトゥとの対戦が予定されていたが、ハシガトゥが中国当局の新型コロナ感染拡大抑止の為のロックダウンにより渡航不可能での欠場。急遽、代打出場として、川原に白羽の矢が立った。
1月13日のオファーとわずか9日間の準備期間だが、川原は「世界チャンピオンへの道のりが開かれそうだと感じたから、オファーを受けた。そして、 (いつオファーが来ても良いように)準備をして来ていた。リト・ アディワンも危険だが、自分も危険だと思う」と自信満々の様子。
“KO勝利を期待して良いか?”との問いに「もちろん。絶対に倒す。向こうもKOか一本を狙っていると思うし、この 試合は(大会の)第一試合目にして完全決着で終わります」と言い、さらにグラウンドに持ち込まれても「完全フィニッシュ、ギブアップをさせます。グラウンドに来たらグラウンドで仕留めます。自分から仕掛けるかもしれないし、とにかくKOか一本、フィニッシュを狙います」と強く意気込んだ。
アディワンは前戦となる昨年11月に修斗世界王者の箕輪ひろばにスプリット判定で敗れており、川原は自分が“日本一のファイター”だということを証明する為にも、今回の試合をKOか一本で決めることにこだわりを見せるようだ。
“アディワン越え”を果たした後は「一気にチャンピオンになるつもり」と世界の頂点を目指す川原は最後に「面白いものを見せられると思う。(ONEには)日本人の良い選手が多いが、僕はスタイルが一味違う。僕の試合は面白い。ぜひ見てください」と、シンガポールから日本のファンへメッセージを送った。
川原は15年12月にパンクラスでプロデビュー。伝統派空手仕込みの打撃を武器に、16年3月からのDEEP4連戦を全勝利。19年3月のDEEPストロー級タイトルマッチで越智晴雄の王座に挑戦も、判定負け。
同年6月にRIZINへ初参戦し、征矢貴との打ち合いの最中にカウンターを被弾しKO負けを喫するも、その真っ向勝負魂はファンから高く評価された。そして20年8月の『DEEP96』で越智の保持するDEEPストロー級王座に再び挑戦し、一本勝ちで念願の王者に。
勢いに乗る川原が世界王者への堅い扉を強引にでも打ち破るか、明日の大一番が注目される。
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