【DEEP 96】川原波輝が王者・越智晴雄を絞め落とし新王者に、『朝倉未来1年チャレンジ』西谷は一本勝ち
DEEP事務局
『skyticket presents DEEP 96 IMPACT』
2020年8月23日(日)東京・ニューピアホール
▼第8試合 メインイベント DEEPストロー級タイトル戦 5分3R
●越智晴雄(パラエストラ愛媛/王者)
一本 2R 4分43秒 ※チョークスリーパー
◯川原波輝(Team Alpha male/挑戦者)
※川原が新王者に
越智は17年9月よりDEEPストロー級王者として君臨。空手、ボクシングをバックボーンとし、18年9月のRIZINではパンクラス王者・砂辺光久にKO勝利。国内ストロー級最強を証明している。
越智と川原とは19年3月のDEEPストロー級タイトルマッチで対戦し、今回は1年5ヶ月ぶりの2度目の対戦だ。前戦では、王者の越智が試合の大半をコントロールし判定勝ちを収めたが、最終ラウンドに挑戦者の川原が打撃の猛攻で越智をダウン寸前の所まで追い込む場面が見られた。
コロナ明けで待ち望まれた因縁の対決。攻守共に”組み”を軸とした戦いで完全決着をつけたい王者の越智か、圧倒的な打撃力でKO勝利を狙う挑戦者の川原か。
試合序盤からダブルレッグでテイクダウンを取る越智。川原が望むスタンドの展開を避ける様に潰しにかかるが、川原が金網から立ち、両者スタンド勝負。しかし、逆に川原がテイクダウンを奪う。
2R、グラウンドで上になり、トップキープして試合をコントロールしようとする越智だが、川原の下からのヒジで越智の顔面が出血。
立ち上がり際、越智のギロチンチョークが不発に終わると、反撃に転じた川原が立った越智にバックからしっかりとクラッチ。バックチョークを狙いながら越智の顔面を叩いていく。両者が倒れ込んだ際、川原のバックチョークがしっかりと越智の首元に入り、川原が一本勝ちを決めた。
念願の新王者となった川原は「疲れた!」と開口一番。1年半前に越智に敗れて悔しい気持ちだったことを話し、「(王者になったことは)一つの区切り。やっとスタートラインに立てた。ここから世界を目指す。世界一になる」と、更に飛躍することを宣言した。
♢川原波輝 1989年7月17日/大阪府出身/身長168cm/59kg/総合格闘技スタジオSTYLE所属
15年12月にパンクラスでプロデビュー。伝統派空手仕込みの打撃を武器に、16年3月からのDEEP4連戦を全て勝利する。昨年6月にRIZINへ初参戦し、征矢貴との打ち合いの最中にカウンターを被弾しKO負けを喫するも、その真っ向勝負魂はファンから高く評価されている。20年8月23日、越智晴雄の王座に挑戦し、一本勝ちで王座奪取に成功した。
写真提供:DEEP事務局
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