【ONE】初戦KO負けのDEEP王者・川原波輝「世界王者になる為の負け、必ず強くなって帰る」

2021/01/24（日）UP
（最終更新：2021/01/24 12:51）

　2021年1月22日（金・日本時間）シンガポール・インドアスタジアムで開催された「ONE: UNBREAKABLE」でリト・アディワン（フィリピン）にKO負けしたDEEPストロー級王者の川原波輝（日本）が23日、自身のSNSで心境を述べた。

　川原はツイッターに「応援ありがとうございました！2ラウンドKO敗けでした！俺は世界チャンピオンになる！世界チャンピオンになる為の負け！ONEと契約した時点でチャンピオンロードは始まってる！チャンピオンになる為に良い経験ができた！必ず強くなって帰ってくる！」とコメント。

　応援するファンから「楽しそうに試合してる姿が見てて最高でした！！」「次こそは日本人最強を証明してくれー！頼んだぞ！」「九日前オファーにも関わらず、めちゃカッコいい！！」と激励のメッセージが書き込まれた。

　川原はわずか9日間の“代役”オファーでONEに緊急参戦。フィリピンの超新星のアディワンと真っ向から戦ったが、アディワンの強い圧力と右のカーフキックや右ストレートで崩され、2Rに飛び込んだところをアディワンに左ショートフックで合わせられ、KO負けを喫した。

　アディワンはMMA戦績12勝3敗に伸ばした。これまでアディワンは仙三と対戦し、仙三のヒジを脱臼させるTKO勝利や続く20年1月にはタイ選手に１Rアームロックで一本勝ちと、17年からの今回までの７勝のうち５つが１RでKOか一本勝ち。そして今回川原を２Rで沈めた。近い将来、“世界王者になる逸材”と高い評価を受けており、事実、アディワンと同門で現王者のジョシュア・パシオ（フィリピン）からの王座奪還を目指すランク1位の猿田洋祐も、その存在を警戒しているほどだ。
　世界王者になるにはアディワンとの再戦は避けられないことだろう。KO負けとはいえ、これまでのRIZINやDEEPでの活躍を考えると、川原の次戦での巻き返しは十分に期待できる。これを経験にリベンジ、世界王座へと突き進んでほしい。

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