【ボクシング】パッキャオ、マクレガー戦は消滅か、ファン歓喜で「クロフォードと戦え」
1月24日(日・日本時間)に開催された『UFC 257』のライト級ワンマッチで元UFC世界ライト級暫定王者ダスティン・ポイエー(31=米国)に2R TKO負けした元UFC二階級同時王者コナー・マクレガー(32=アイルランド)。1Rにはパンチで優勢に進めていたが、2Rにはカーフキックを数発もらい立っているのがやっとの状態に。そしてパンチ連打でマットに崩れ落ちた。
ボクシング6階級制覇王者で現WBA世界ウェルター級王者のマニー・パッキャオ(42=フィリピン)と、マクレガーがボクシングルールでの試合開催を21年に計画されていると昨年9月より報じられているが、マクレガーの試合直前にパッキャオはツイッターで「コナー、幸運を祈る!2021年をファイトファンにとって最高の年にしよう」とアップすると、ファンからは、「英雄パッキャオとマクレガーはふさわしくない」、「お金が欲しいのか」、「本物のボクシングが見たい」と、パッキャオとマクレガーが戦うことに反対する声が続いた。
結果、マクレガーがポイエーにTKO負けすると、ファンは「よかった!これでパッキャオ対マクレガーはダメになった!」などの喜ぶ声、そして「クロフォードと戦え!」と、元4団体スーパーライト級統一王者で現WBOウェルター級王者のテレンス・クロフォード(33=米)と戦ってほしいという声が多く、次には現WBC・IBF世界ウェルター級王者エロール・スペンス・ジュニア(30=米)の名前も目立った。
マクレガーと戦うくらいだったら、クロフォードやスペンスと戦ってウェルター級を統一して欲しいと思うファンは多いだろう。
パッキャオはマクレガーが敗戦後「ファイトゲームの美しいところは、何が起こってもおかしくないことだ!おめでとう。おめでとう、ポイエー」と勝者を称え、次に旧約聖書の伝道者の書5章7節より「夢ばかり見ていて実行せず、むなしい言葉が多いと、滅びを招く。そんなことをしないで、神を恐れなさい」と意味深なメッセージを綴っている。
ボクシングプロモーターのドミトリー・サリタ氏はイギリスのニュース紙THE SUNのインタビューで、今回のマクレガーの敗戦によって対戦の需要は低くなったが、再戦で勝てばチャンスがあるとし、ポイエーに「再戦は圧倒的な方法で勝たなければならないし、ボクシングスタイルのKOで勝てればもっと良いだろう」と語っている。
マクレガーにとってはパッキャオ戦よりも3度目の再戦だ。パッキャオはその間、統一戦を行うことはあるのか。いずれにしろ、パッキャオが言うように、2021年がファイトファンにとって最高の年になるような試合を見せて欲しいところだ。
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