【ボクシング】プロと対決の五輪代表・森脇唯人「井岡さんや木村さんとやりたい」=2.7『LEGEND』
2月11日(木・祝)東京・代々木第一体育館で開催される、チャリティーボクシングイベント『LEGEND』に、東京オリンピック出場内定選手3名が出場することが、2日に行われたオンライン記者会見で発表された。
参戦選手はリオ五輪にも出場した、男子ライト級の成松大介(31=自衛隊体育学校)。昨年3月の東京五輪アジア・オセアニア予選で東京五輪枠を獲得した、男子ウェルター級の岡澤セオン(25=鹿児島県体育協会)。そして17年から全日本選手権3連覇を達成している、男子ミドル級の森脇唯人(24=自衛隊体育学校)だ。
会見でライト級・成松は、今回のイベントでは「相手のパンチをもらわないボクシングを見せたい。その中で良いパンチを当てていきたい」と意気込む。
対戦したいプロ選手はいるかとの質問には「とくにいない」としつつも「(今回の経験は五輪に)生かせることは間違い無い。(昨年五輪が行われる予定の夏)前からプロの選手とはスパーリングしていて、少しづつ良くなっているので、それが今回のイベントでも感じることが出来ると思う」とプラスになると語る。
さらに「去年はコロナで人前で試合する経験がなかった。五輪前に場数を踏んでおいたほうがいい」と今回の機会を喜ぶ。
ウェルター級の岡澤は、戦いたい相手として「近い階級で(参戦を)表明していらっしゃる方はいないですけど、どうせやるんだったら強い選手、有名な勢いのある選手とやらせて頂きたいな」と強く華の有る相手を望む。
今回のファイトで見せたいものは「(プロ世界戦の)12Rより、(五輪の)3分3Rのほうが短くて凝縮されていて面白いと思っています。高いレベルのアマチュアボクシングの試合は面白い。テンポがが早くてプロにもあるような面白さも入れて『3分3Rのほうが面白いじゃん』っていう試合にしたいですね」と、プロより魅せるファイトをしたいと言う。
アマチュアからプロになった選手とは今でも交流があり「この前伊藤雅雪選手に勝った、三代(大訓/OPBF東洋太平洋スーパーフェザー級王者)先輩や、プロデビューを控えている(重量級アマ五冠)但馬ミツロ先輩からは『(今年は)お前の年になるんだよ』『お前がボクシング界の中心にならなきゃいけない』という言葉をもらって勇気づけられています」と語った。
ミドル級・森脇は「戦いたい相手は「井岡(一翔)さんとか、木村(翔)さんとか、ちょっと軽い階級の人とやってみたい」とスピードある軽量級相手のファイトを望む。
森脇はプロの試合を多く見て参考にしていると語り「井上尚弥さんなど見ていて凄いと思います。もし自分がデカい、手足の長い井上尚弥さんだったら、かなり攻撃的なスタイルで凄く良い」と自身を井上と重ねる。井上との階級差を超えたマッチはあるのか。
また去年は試合が無かったので、スパーリングですけれど試合という気持ちで臨みたいと思っています」と気合を入れた。
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