【ボクシング】内山高志が4年ぶりリングへ「恥ずかしい姿を見せないよう仕上げます」=2.11代々木
2月11日(木・祝)東京・代々木第一体育館で、チャリティーボクシングイベント『LEGEND』が開催される。
このイベントは、新型コロナウイルスと戦う医療従事者や患者の方々を支援するチャリティーを目的とする。出場選手は「エキシビションマッチ」形式で、現役スター選手だけでなくレジェンドファイターが参加する。
ルールは、「3分3Rで、勝敗のつかないスパーリングの形式に則ったもの」としながら「両陣営やコミッションと相談しながら、ヘッドギアの有無や、グローブの大きさなど最終的な形式を決めてゆく」と言う。
記者会見にはWBA、IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(27=大橋)、WBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人(27=ワタナベ)、元WBO世界フライ級王者・木村翔(32=花形)の現役選手3名が登壇し参戦を表明。
また、選手を引退したOBでは、元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志(41=ワタナベ)、元IBF世界ライトフライ級王者・八重樫東(37=大橋)の参加が発表されている。
内山は16年12月31日の試合を最後に引退、今回はエキシビションとはいえ、約4年ぶりのリング復帰となる。内山は会見には欠席したが、メッセージで「井上君はじめ現役のチャンピオンの心意気に打たれ、また協会のボクシングを盛り上げていくその気持ちに共感し、4年間何もせずに毎日酒しか飲んでいませんが、ボクシング界に少しでも力になれるならば、身体にムチ打って参戦します。リングに上がって恥ずかしい姿を見せないように2月11日までになんとか身体を仕上げます」とコメント。
内山のYouTubeチャンネルでは、八重樫や元WBA世界ライト級王者・畑山隆則らレジェンドボクサーとも、ガチンコなスパーリングを披露している。現役を離れてもシャープな身体つきを維持しており、会見に出席した木村も「内山さんは酒を飲んでても相当強いと思います」とコメントするなど、内山の現役時に近いパフォーマンスが期待される。
他参戦者は未定だが、国内のスター・レジェンドクラスを予定しており、海外からの参加は無いとのことだ。
今回のイベントのもう一つの試みとしては、出場者やスタッフだけでなく、全観客に短時間で行えるPCR検査を行う。一つの検査機につき、最大16人分を30分程度で検査出来るもの(パソックRight Gene/(株)オンサイトスクリーン)を使用し陰性の人のみが会場に入れる感染のリスクを限りなく減らしたものにしていく。
井上は「この試みは、このイベントがはじめてなのかなと思いますし、このイベントをきっかけにエンターテイメントどんどん進んでいけば」とコロナ禍で萎縮するエンターテイメント業界への、新たな選択肢の一つとしてぜひ盛り上げていきたいと語った。
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