【K-1】篠塚辰樹が電撃参戦、迎え撃つ小澤海斗は「勇気ある」と歓迎=3.21
3月21日(日)東京ガーデンシアターにて開催される『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4 Day.1~』の追加カード発表記者会見が9日、都内にて開催された。
第2代Krushフェザー級王者・小澤海斗(27=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が約1年振りの再起戦に登場。初参戦の篠塚辰樹(22=MASTER BRIDGE SOUND)と対戦する。
小澤は16年2月に第2代Krushフェザー級王座を獲得。同年2度に渡り武尊に敗北を喫するが、アグレッシブで殺気あふれるファイトで評価を大きく上げた。昨年3月の『K’FESTA.3』では第3代K-1フェザー級王座決定トーナメント準優勝の強豪ジャオスアヤイ・アユタヤファイトジムと対戦。ダウン応酬の激戦を繰り広げるも、ジャオスアヤイのハイキックで唇を切り、ドクターストップで敗戦した。
対する篠塚はアマチュアボクシングではインターハイ・ベスト8の実績を引っさげプロボクシング転向。3勝(2KO)1敗の好成績を残す。18年2月にRISEでキックボクシングデビューし、19年5月には森本“狂犬”義久と対戦。戦前には舌戦を繰り広げ大いに話題となったが、惜しくも延長判定で敗れている。20年2月の試合を最後に表舞台から姿を消していたが、約1年振りにK-1のリングで復帰を果たす。
初参戦の篠塚は「K-1参戦一発目でデカイ大会で、相手がベルトを持っていた小澤海斗はおいしい。K-1フェザー級を荒らしていきたい」と挨拶。K-1参戦の理由を「試合がしたいから」とシンプルに掲げる一方、小澤に対しては「狂犬(森本“狂犬”義久)と同じでアホなことばっかり言ってるので、今回はKOして勝ちたい」と挑発気味に意気込みを語った。
対する小澤は「1年ぶり、お待たせしました」とファンへ復帰の挨拶。「(篠塚から)おいしいといわれたけど、逆においしい。RISEの試合見てました。ワンちゃん(森本“狂犬”義久)の試合ですかね。俺はワンちゃんより強いと思ってる」と、篠塚と激闘を繰り広げた森本を引き合いに出し、元Krush王者としての格をアピールした。
篠塚の印象を問われると「他団体といろいろ騒がれている中で、勇気あるなと思います」と篠塚の参戦を称賛。その言葉に含みはなく「褒めただけです」と、純粋に篠塚を歓迎する姿勢を見せた。ギラギラ感を漂わせつつも落ち着きを見せる小澤。「ちょうど1年空いた間が自分を見つめ直すいい時間となった。格闘技を通じて人としても大きくなりたいと思った」と、休養期間は小澤によい影響を与えたという。
一方の篠塚も約1年振りの試合。「この1年は遊んでばっかりだったので、今年は格闘技に集中したい」と、こちらもリフレッシュできた模様。フェザー級王座奪取にも意欲を見せ「軍司(泰斗)は仲がいいのでやりたくないけど、チャンピオンの江川選手とはやりたい。タイトルマッチはしっかり勝ってもらって、そこに近づきたい」と王座挑戦をアピールした。
緊張感が漂いつつも、両者真摯な意欲を語った会見。最後は小澤が後輩のために篠塚にサインをねだり、篠塚が快諾する和やかなムードの中会見が終了した。
<決定対戦カード>
▼スーパーファイト/K-1 -59kg契約/3分3R・延長1R
小澤海斗(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
vs
篠塚辰樹(MASTER BRIDGE SOUND)
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