2021/02/10（水）UP
（最終更新：2021/02/10 23:29）

MVPを受賞した木村ミノル（中央）、左から久松郁実、関根勤、右から魔裟斗、武尊

　K-1 JAPAN GROUPの年間表彰式として『K-1 AWARDS 2020』が、2月10日（水）都内にて行われた。

『K-1 AWARDS 2020』はK-1 JAPAN GROUP開催のプロイベント、K-1アマチュアの全ての大会・出場選手を対象とした年間表彰式だ。今回で4度目の開催となる。

　2020年のMVP（最優秀選手賞）は、K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者の木村“フィリップ”ミノル（27＝PURGE TOKYO）となった。

　木村は、強烈なパンチと桁外れのパワーを武器に、2020年は4試合し、4連続KO勝利と躍進した。念願であったというK-1のベルトも戴冠し、連続KO記録を10に伸ばしている。

　受賞した木村は「すごく光栄に思います。これからはこの競技をもっと追求して格闘技の面白さを広めていけるような活動をしていきたいと思います。引き続き応援のほどよろしくお願いいたします」とコメント。

この右ストレートで62秒KO勝利する木村（20年3月）

　プレゼンターとして登壇した、K-1MAXで2度の頂点に立ったレジェンドの魔裟斗は「木村選手は19年、20年と負けなしの10連続KOという素晴らしい成績を残しました。僕は今一番面白い、熱い試合をするのは木村“フィリップ”ミノルだと思っています。去年12月に行われたアビラルとの試合も、1Rにダウンを取られた後に壮絶な打ち合いとなって、アビラルの右の目尻をパンチでカットしてTKO勝利。本当に会場中が沸いたあの試合、解説席で僕も本当に興奮させてもらいました。来月にある『K’FESTA.4』にも出場が決まっているので、また熱い試合で勇気と元気とパワーを与えてもらいたいと思っています」と熱いコメントを寄せた。