【K-1】愛鷹亮、ANIMAL☆KOJIとは「力と力のぶつかり合いになる」=公開練習
3月28日(日)東京・日本武道館で開催される『K’FESTA.4 Day.2』で、ANIMAL☆KOJI(29=LEGION TOP TEAM)と対戦する、愛鷹亮(32=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が所属ジムにて公開練習を行った。
パンチ中心のミット打ちで、重量級ならではの強打で快音を響かせた愛鷹。「怪我から復帰して、追い込みが出来ているので調子がいい」と調整は順調だ。
昨年の3月には、王者シナ・カリミアンにタイトルマッチで挑み、先制のダウンを奪いながらも逆転されて判定負け。王座戴冠を逃した。
カリミアンとの試合後、控室に戻った際に目の異変を感じ、検査の結果は網膜剥離だった。6月に手術に成功したものの、練習を再開した直後に太ももの筋肉断裂。結果として、昨年3月から長期離脱を余儀なくされた。
度重なる怪我を経験して、愛鷹は「ケアの重要性を学びました。それまでは体の不調があっても無理して激しい練習をしてたんですけど、気づいた時にはもう遅い。痛めた箇所は早めにケアしたり、ケアに充てる時間も倍くらいにしてます」と自身の体を気遣うようになった。以前は取り組むことのなかったストレッチも普段から行なっている。
対戦相手のANIMALには「キャラが被っている」と挑発されてきたが、そのたびに愛鷹は「まったくピンと来なかった(苦笑)。いかつい感じのフォルムがかぶってるのは分かるんですよ。でも自分はバナナはそんなに好きじゃないし『アニマル』のキャラクターで売ってない」との思いがあった。
ただ対戦相手として見たときには「ANIMAL選手は前回、RUI選手をKOして『ここで一気にK-1に食いついていくぞ』と自分を挑発して、盛り上げていく気持ちがあるんじゃないですか」と熱意を感じたという。
愛鷹は、野獣のような言動で注目されるANIMALについて「福岡大会の控え室に自分の前所属ジムの師匠がいた。ANIMAL選手は『盛り上げるために対戦アピールして、すみませんでした』と師匠に謝ってから『愛鷹選手とどう戦ったらいいですか』とアドバイスを聞いたそうです(苦笑)。大胆な性格に見えて、すごく繊細で、意外に頭で考えて戦うタイプじゃないかな」と意外な一面を明かした。
ANIMALとは「力と力のぶつかり合い」になると予想している。「総合の選手で、左右フックで振ってくるイメージで、自分にとっては一番やりやすいと思いますね。戦い方をどう変えてくるかは分からないですけど、変えてきたとしても倒せる自信はありますね」と殴り合った上で倒せると意気込む。
当然、同じ大会でおこなわれるクルーザー級タイトルマッチ、K-Jee vsシナ・カリミアンへの意識はある。
「器用な方ではないので、大胆さや純粋な強さを見せていきたい。今回の試合はまさに『肉弾戦』で、大会の中で一番盛り上げる自信はあります。ANIMAL選手に勝って、タイトルマッチをアピールしていきたいです」と豪快なKOで王座戦につなぎたいところだ。
私生活では今年1月に元AKB48・SKE48の佐藤すみれさんとの結婚を発表し、夏には第一子が誕生する。
「家に帰れば妻が待っててくれて、食事も出してくれる。帰る場所があるのが自分の力になってますね。子供も出来ましたので、より一層頑張らなきゃという思いは増してます」と家族の存在とこれから生まれる子供が、愛鷹の励みになっている。
最後にファンへのメッセージを求められると「今年は去年の鬱憤を晴らすべく、全試合KOで勝って、必ずベルトを獲ります。応援、よろしくお願いします」と、熱きメッセージを寄せた。
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