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【RISE】寺山日葵の王座挑戦を懸け女子ミニフライ級Tが発表、AKARI、宮崎若菜ら強豪参戦=3.28

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2021/02/21(日)UP

女子ミニフライ級Tが発表、左から山本ユノカ、AKARI、大倉萌、宮﨑若菜

 3月28日(日)キックボクシングイベント『RISE147』(後楽園ホール)にて、女王・寺山日葵( 20=TEAM TEPPEN)へのベルト挑戦を懸けた女子ミニフライ級(-49kg)の4名によるワンデートーナメントの開催が発表された。
 トーナメントは1日で決勝戦まで実施(準決勝 3分3R延長1R、決勝3分3R延長2R)となり、準決勝(1回戦)の対戦カードは後日抽選で決定される。

AKARIの“8頭身”がよく分かる計量時の全身写真

 エントリーしたのは以下の4名
・AKARI(17=TARGET/2018年KAMINARIMON全日本女子トーナメント-52kg級優勝)
・大倉 萌(24=大道塾 吉祥寺支部/2017年北斗旗全日本空道体力別選手権大会 女子-215クラス優勝)
・山本ユノカ(26=Kick Box/元WBA女子世界ライトミニマム王者、元OPBF女子東洋太平洋フライ級王者)
・宮﨑若菜(20=TRY HARD GYM/2019年KAMINARIMON全日本女子トーナメント-52kg級優勝)

左ハイキックを炸裂させダウンを奪う宮﨑若菜(左)

 1月のアトム級トーナメントでは優勝した宮崎小雪の姉、宮﨑若菜もトーナメントで優勝できるかに注目される。 
 この大会で小雪は紅絹の王座に挑戦するが、姉もここで勝利し寺山への挑戦権を得たいところだ。前回1月の試合では1RKO勝利しており、さらなる活躍が期待される。

 その宮崎に18年11月に唯一勝利している8頭身女子高生のAKARIもエントリー。ジュニア時代から神村エリカの指導を受け、2019年9月にプロデビュー戦を判定勝ちで飾ると、長い手足を活かした攻撃で勝利を重ね現在5戦5勝。宮崎はこのAKARIにリベンジできるか。

山本のプロボクサー時代。16年8月、3RTKO勝ちでWBA女子世界ライトミニマム級王者となった。(Photo:Naoki Fukuda)

 山本ユノカは元WBA女子世界ライトミニマム級王者だ。プロボクシングでは13戦 9勝( 6KO )2敗 2分と高いKO率で活躍。19年11月にキック転向するとデビュー戦で勝利。昨年7月に女王・紅絹と対戦し敗戦したものの、8月には樋田智子に判定勝ちをしている。

 元ボクシング世界王者はパンチ力でどのような戦いを見せるか見所だ。

前蹴りで相手を追い込む大倉(右)。デビュー戦でKO勝利した(20年1月)

 そして大道塾の17年体力別全日本王者の大倉萌もエントリー。大倉は昨年から空道と並行してキックボクサーとしても活躍。プロデビュー戦を行い、多彩な足技で対戦相手の顔面から出血させてのTKO勝ちを収めた。そして昨年開催された『QUEEN of QUEENS』にプロ2戦目で抜擢され、百花と延長戦に及ぶ接戦を演じポテンシャルの高さを見せつけた。この試合が再起戦となるが、一歩も引かない試合で優勝の可能性も秘める。

 果たしてこの4人で頂点に立つのは誰か。

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