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【UFC】マネル・ケイプが3.13に緊急参戦、ヌルマゴメドフからアドバイスで進化! ブラジル強豪相手に正念場

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2021/03/05(金)UP

ひと月前のUFC初戦では判定負けを喫したケイプ

 元RIZINバンタム級王者マネル・ケイプ(27=アンゴラ)が、3月13日(日・現地時間)にラスベガスで開催される『UFC Fight Night』への急遽参戦が決定した。複数の海外MMAメディアが報じた。

 相手は柔術黒帯で15勝2敗1分(UFC3勝1敗)のマテウス・ニコラウ(28=ブラジル)。フライ級の一戦で、メインカードとして行われる。
  ニコラウ自身もSNSでカード変更の告知を行っている。

 ニコラウは当初タギル・ウランベコフ(ロシア)と対戦予定だったが、ウランべコフが非公開の理由により欠場。
 およそ一ヶ月前にUFC初戦を行ったばかりのケイプに白羽の矢が立った。

相手のニコラウが発表した変更カード画像 「異なる相手、同じ使命」と意気込んでいる matheusnicolaumma

 ケイプは2019年大晦日にTKOで朝倉海を破りRIZINバンタム級王者となったが、20年3月31日にUFCへの移籍を発表。年内のデビューが期待されたが、負傷や対戦相手のコロナ感染などの理由で実現せず、今年2月7日に初めてオクタゴンに足を踏み入れた。

 寝技巧者ながらアグレッシブな打撃も得意とするアレッシャンドリ・パントージャと、打撃戦で争ったケイプ。パントージャのグラウンド技術を警戒したのか、ケイプの手数は少なく判定負けを喫していた。

 相手のニコラウは、柔術をバックボーンとしブラジル国内大会で頭角を現すと、15年にUFC参戦。2戦目ではかつて王者デメトリアス・ジョンソンにも挑戦したジョン・モラガを判定で破っている。
 16年にはUFCブラジル大会で佐々木憂流迦と対戦予定だったが、ニコラウの薬物問題によって試合はお流れに。
 19年には一度UFCからリリースされたが、今年に入り復帰。今回はUFC復帰後の初戦となる。

ヌルマゴメドフ(中央)と写真に収まるケイプ @manelkape

 ニコラウのスタイルは柔術ベースだがボクシング経験もあり、15勝のうち5つの一本勝ちの他、4つのKO勝利もしている。
 ケイプの戦い方いかんではパントージャ戦の二の轍を踏むことも考えられる。2戦連続の敗北は、UFC残留には危うい所だ。準備期間の短さはあるが、ケイプにとってここは正念場と言えるだろう。

 ケイプはすでにラスベガス入りしており、今月2日にはUFCの施設において、同じAKAグループでUFCライト級王者のハビブ・ヌルマゴメドフからアドバイスを受けたとSNSで語っている。

 ケイプはSNSで「(ヌルマゴメドフは)ハードなスパーリングの時に、私を進化させてくれた。もっともっと練習しなくてはいけない。もうすぐケージに戻ってきます」と記している。
 無敗の絶対王者から受けたであろうアドバイスを胸に、ケイプはUFC初勝利を挙げることが出来るか。

次ページ:【動画】堀口恭司vsケイプ戦、堀口が打撃からの流血戦を制し一本勝ちするシーン

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