【UFC】元RIZIN王者ケイプが初戦で悔しい判定負け、ランク5位のパントージャに強打を見せられず
WME-IMG
「UFCファイトナイト・ラスベガス18」
2021年2月7日(日・日本時間)米ネバダ州ラスベガス/UFC APEX
▼フライ級
〇アレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル)
判定3-0 ※29-28, 29-28, 30-27
●マネル・ケイプ(アンゴラ)
ケイプは2019年大晦日にTKOで朝倉海を破りRIZINバンタム級王者となったが、20年3月31日にUFCへの移籍を発表。年内のデビューが期待されたが、負傷や対戦相手のコロナ感染などの理由で実現せず。RIZIN離脱から約1年、ようやくオクタゴンへ初めて足を踏み入れる。
対するパントージャは現在フライ級ランキング5位でイケイケの打撃を得意とするが、フィニッシュはチョークによる一本も多いオールラウンダー。16年にUFCとの正式契約を目指す選手たちの育成番組『ジ・アルティメット・ファイター』(通称TUF)で扇久保博正に判定負けを喫したが、その後UFCと契約を結び、18年11月には佐々木憂流迦をチョークで1Rフィニッシュしている。現在までのUFC戦績は6勝(2KO2S)3敗。
1R、パントージャが前に出てプレッシャーを掛けていく。パントージャがミドルを当てると、ケイプは足をシャッフルして効いてないぞといったジェスチャーを見せる。パントージャのタックルは切って戻すケイプだが、パントージャは続いての右ローを効かす。
ケイプは構えを左右にスイッチしながら前に出るタイミングをうかがう。さらに身を低くしてボディへのパンチを伸ばすが、そこへパントージャが右クロスを合わせて狙う。
2R、依然パントージャが前に出て前蹴り、ミドル。ケイプはこれにカーフキックを返す。サウスポーで構えるケイプにパントージャは右ミドルを多用。ケイプがオーソドックスに戻すとパントージャは右ローを打ち込む。
ケイプがサウスポーで臨んだ打ち合いはパントージャが右ストレートでとらえる。両者打撃戦で試合が進む。しかし残り20秒でケイプがタックルに。バランスを崩すパントージャだが、クリーンテイクダウンには至らせずバランスを保つ。
3R、ケイプはサウスポーに構え、局面の打開を探る。前に来たパントージャにバックステップしながら左フックを当てるが、パントージャは大きなダメージを見せない。
ケイプの前進を右ミドル、前蹴りで阻むパントージャ。ケイプが右アッパー、左フックで来ると、パントージャは内側を抜くように右ストレートで応戦。このラウンドも終了間際にタックルに出るケイプだが、やはりパントージャはテイクダウンに至らせない。
判定は29-28、29-28、30-27の3-0でパントージャ。ケイプのUFCキャリアは黒星でのスタートとなった。
▶︎次ページ(動画あり)は、ケイプvsパントージャの試合終了間際の攻防!
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