2021/02/24（水）UP
（最終更新：2021/02/24 19:38）

マクレガー（左）の復活を否定するヌルマゴメドフ（右）

　現役引退を表明しているUFC世界ライト級王者のハビブ・ヌルマゴメドフ（32=ロシア）が、自身のライバル関係にあるコナー・マクレガー（32=アイルランド）について、再び言及した。

　マクレガーは1月24日（日・日本時間）に開催された『UFC 257』でダスティン・ポイエーにTKO負け。6年前にはKOで勝っていた相手との再戦で無残に敗れたマクレガーに対し、ヌルマゴメドフはその試合直後「自業自得の結果だ。チームを変え、オマエを王者にしたスパーリングパートナーから離れ、若手連中とスパーをやっていたからだ。“現実”から遠く離れていたのさ」と、対象の名前を出さないものの、明らかにマクレガーに向けてのメッセージと思われる内容を自身のSNSに投稿していた。

マクレガーの顔面にパンチを叩き込むヌルマゴメドフ（Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC）

　そんなヌルマゴメドフがロシアのMMA選手がホストを務めるYouTube番組に出演。20日に公開された映像の中で、マクレガーがこの先、かつての様な黄金期を取り戻すことができるのかとの質問に対し「ないと思う。ピークを2度も迎える人間はいない。彼自身がどうだという話ではなくてね。例えば、サッカーのレアル・マドリードの様に、チームスポーツであれば、チームがそうなる場合はあるかもしれない。しかし、一人の人間ではそうは行かない」と、これが現実だと言わんばかりにマクレガーの復活の可能性を否定した。

　現役引退を宣言しながらも未だ王座返上とはなっていないヌルマゴメドフに対し、マクレガーは「彼（ヌルマゴメドフ）が無礼な発言をしたいのなら、戻ってこいよ、またやろうじゃないか。俺はここにいるぜ、やってやるよ。戻ってくるなら早くしろ、かかってこいよ、それだけさ」と口を出すなら戦えと訴えたことがある。

　今回も再びのマクレガー“いじり”だが、無敗の王者・ヌルマゴメドフが復帰し、マクレガーと再戦することは今後あるのだろうか。

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