【ボクシング】まさに“悶絶級”米トップランク社が選ぶボディブローBest10映像を公開! 亀状態で這いつくばる衝撃シーンも
ボクシングの米プロモート会社トップランクが本日3月9日、公式YouTubeチャンネルで「10 Body Shot Knockouts That Destroyed Fighters」と題し、これまでのボディによる歴代KO勝利トップ10映像を公開した。ボディのKOによくある悶絶しながら苦しむシーンまでしっかり全て公開している。
その中からピックアップして紹介すると、8位にランクインしたのは現WBOバンタム級5位ジョシュア・グリア(米)の19年2月の試合。グリアの右ボディアッパーがみぞおちにヒット。相手は何事も無かったように左フックを返すが突然顔を歪めマットに崩れる。ボディはこのように時間差で苦しみが来たり、一瞬耐えても我慢できず沈み込むパターンがもある。顔面を殴られて一瞬で意識を失うのとは違い、何とも苦しそうに悶絶のしながらダウンするのである。
6位には97年4月のミッキー・ウォード(米)がボディでKO勝利した一戦。対するIBAインターナショナル王者だったアルフォンソ・サンチェス(メキシコ)が序盤から優勢で5Rにはアッパーでダウンを奪った。しかし相手のミッキー・ウォードは諦めず、7Rに左フックから左ボディブローがクリーンヒット。サンチェスがストンと膝をつき亀状態になりながら悶絶。その状態でリングを這いつくばって移動する姿は衝撃だ。ウォードはこの勢いで4ヶ月後にIBF世界スーパーライト級タイトルに挑むも3RにドクターストップによるTKO負けで王座獲得ならなかった。
4位にはオスカー・デラホーヤ(米)がバーナード・ホプキンス(米)の左レバーブローに沈んだ2004年9月の一戦だ。デラホーヤはこの年の6月にはWBO世界ミドル級王者となり、ボクシング史上初の6階級制覇を達成していたが、続く9月には、WBA・WBC・IBF世界ミドル級王者のホプキンスと統一戦を行った。9R、ホプキンスの左レバーブローに少し間をおいて崩れたデラホーヤ。プロ初のKO負を喫した。
3位にはスーパーフェザー級王者のワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)がライト級に階級を上げ、王者ホルヘ・リナレス(ベネズエラ)と対戦した一戦。6回にはロマチェンコが右のカウンターを顔にもらいプロ初ダウンを奪われるも、10回2分8秒、左ボディブローで沈めた。この試合でロマチェンコはライト級を制し3階級制覇を達成した。
1位には17年8月にWBC・WBOスーパーライト級王者のテレンス・クロフォード(米)とWBA・IBF同級王者のジュリアス・インドンゴ(ナミビア)と王座統一戦だ。インドンゴが3Rに長く伸ばした左ストレートを放つと、クロフォードがそのガラ空きになったボディに左ボディフック一閃、インドンゴは崩れ落ち、仰向けになって膝を抱えるようにお腹を押さえて悶絶、最後には横になってしまい10カウントが入りクロフォードが4団体制覇王者となった。
クロフォードはこの試合後にウエルター級に上げ、18年6月に王者ジェフ・ホーンに9R TKOで勝利し、3階級制覇を達成。昨年(20年)11月、ケル・ブルックに勝利し4度目の防衛に成功している。その試合後、クロフォードはWBA世界ウェルター級マニー・パッキャオ(フィリピン・現休養王者)と対戦を希望したが、果たしてどうなるか。
また、この動画を公開したトップランク社は、クロフォードのほかに、日本人ではWBAスーパー・IBF世界バンタム級王者の井上尚弥やWBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太らが契約する。これらのスーパースターたちの今年の活躍にも期待される。
▶︎次ページはトップランク社が選ぶ“悶絶級”のボディブローBest10映像
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・(動画あり)米トップランク社が選ぶ歴代“怪物級”アッパーカット映像公開!1位は芸術的な“見えない”一撃
・【テレビ】武居由樹ボクシング・プロデビュー戦の放送・中継情報=3.13深夜
・【ボクシング】(動画あり)ヘビー級 怒涛の20秒連打でKO劇、遺恨の相手はギブアップで背を向けた!
・(動画あり)王者クロフォードがTKOでV4、パッキャオとの統一戦を要求
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!