【ボクシング】米トップランク社が選ぶ歴代“怪物級”アッパーカット映像公開!1位は芸術的な“見えない”一撃
ボクシングのトップランク社が2月4日、公式YouTubeチャンネルで「8 of the Best Monster Uppercuts Knockouts」と題し、これまでの“怪物級”なアッパーカットによるKO勝利トップ8映像を公開した。トップランク社は、主要4団体統一王者のテレンス・クロフォードやテオフィモ・ロペス、日本人ではWBAスーパー・IBF世界バンタム級王者の井上尚弥やWBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太らが契約する世界トップのボクシング・プロモート会社だ。
印象に残るのは、6位に選ばれた、2010年2月に行われたノニト・ドネア(フィリピン)vsマヌエル・バルガス(メキシコ)の一戦。当時、WBA世界スーパーフライ級暫定王者だったドネアが、左右に飛び跳ねる様にスイッチ・ステップしながら強烈な左アッパー! 被弾したバルガスを大の字ダウンさせ、3RKO勝利を飾った。
5位にはIBF世界バンタム級王者ラファエル・マルケスがエリベルト・ルイスに放った右アッパー。放った瞬間、ルイスは立ったまま失神し、ゆっくりと前のめりに倒れていく。
3位には世界3階級を制覇し、史上3人目の主要4団体一王者である現WBO世界ウェルター級王者テレンス・クロフォード(米国)が、18年10月にホセ・べナビデス(米国)戦で見せたアッパーカットがランクイン。12Rに放ったクロフォードの目にも止まらない右アッパーがクリーンヒット! アゴを完全に撃ち抜かれたべナビデスが倒れ込んだ。
1位は、今から7年前の2014年2月22日に行われたWBOインターナショナルフェザー級王座決定戦のマービン・ソンソナ(フィリピン)vs下田昭文(日本)戦。3R、ソンソナが右ジャブから強烈な左アッパー!下田は腰から砕け落ちる様にダウンしKO負けした。ソンソナは踏み込んだ下田からは“死角”になる形で、擦り上げる様な一撃を見舞っている。「ボクシングは芸術」という言葉を耳にするが、まさにそれを具現化した様なシーンだ。
▶︎次ページ(動画あり)は、トップランク社厳選の“怪物級”アッパーカットTOP8映像
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