【ボクシング】ロマゴンに勝ったエストラーダに6点差支持の審判をWBAが資格停止処分「彼が下したような点数にはならない」
3月14日(日・日本時間)、アメリカ・テキサス州ダラスにて行われた[WBC&WBA世界スーパーフライ級王座統一戦]。ロマゴンことWBA王者ローマン・ゴンサレス(33=帝拳/ニカラグア)と、WBC王者フアン・フランシスコ・エストラーダ(30=メキシコ)は足を止めての死闘となり、12回判定2-1(117-111、115-113、113-115)でエストラーダがスプリット判定で勝利し、2団体統一王者となった。
しかしこの判定にSNSなどで視聴者から不可解な判定だと物議が沸き起こり、世界ボクシング協会(WBA)は、エストラーダ支持に6点差(117-111)をつけたジャッジのカルロス・スクレを聴聞委員会で事情聴取する間は一時的に資格停止処分にしたと発表した。
WBAのギルベルト・メンドーサ会長は「私はスクレの意見を聞く間、一時的な出場停止処分を下した。彼が下したような点数にはならないからだ」と語った。
一時的な停止で済むのか、無期限などになるのか。WBAは、始まったばかりの聴聞委員会での決定について、追って知らせるとした。
パンチの数や的中率を調べる「CompuBox」ではパンチ総数は合計2529発。内訳はエストラーダ1212発、ロマゴンが1317発とロマゴンが多く、ヒット率は26%(314発)と30%(391発)とロマゴンが上回る。強打のヒット数はエストラーダ297発、ロマゴンが352発とロマゴンが高いが、それでも負けたということは打たれた時の印象か、打った側の攻撃の強弱の付け方の印象か。しかし、それでもスクレ氏の点数差は大きすぎるという印象だった。
▶︎次ページは”凄い手数”ロマゴンvsエストラーダ激闘の最終ラウンドのハイライト動画
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