【RIZIN】王者・斎藤裕、フェザー級GPへ本気モード「イカれてるが、勝てば誰も文句ない」
初代RIZINフェザー級王者・斎藤裕(33=パラエストラ小岩)が、自身のYoutubeチャンネルで秋から開催が予定されているフェザー級トーナメントに向けた斎藤なりの意気込みを16日自身のYouTubeで語った。
榊原代表は2月の会見でフェザー級グランプリについて「外国勢のプロモーション(ベラトールなど)のトップを日本人のトップがどう迎え撃つかというような、対立概念とか建て付けのグランプリにできるよう準備している」と国際規模のグランプリを計画する。8人制の予定とのことだが、その中で日本人は何人入るか。
榊原代表は「斎藤裕を筆頭に、未来もいれば、クレベル・コイケもいれば、ドミネーターもそうだし、牛久もDEEPのチャンピオンだし、今回も堀江が出てきたりとか。日本人だけで8人揃っちゃうんじゃないの? みたいな状況でもある」とし、トーナメント枠に今年前半は日本人枠を獲得する査定試合にするとした。斎藤の試合のタイミングは4月とも語っていた榊原代表。王者・斎藤にもトーナメントの前に査定の意味を含めた試合が用意されそうだ。
斎藤は今回のYouTubeでは、愛読するボクシング漫画『はじめの一歩』心に残る名言ベスト3とRIZINへの本音を語った。
名言から自身の勝負論に話は移り、スタッフから漫画のストーリーに合わせ「強いAと弱いB、と戦うなら?」の質問に「やって意味のある方をとる。勝算が低く、厳しくても自分のためになる試合をしたい」と斎藤は答える。するとスタッフが「王者は勝てる相手と試合をすれば良いのでは」とさらにツッコむと「見ている人の目はごまかせない。自分もそれでは納得しない。”あいつ、誰々とやってない”ってずっと言われ続ける。”やったら負けるから逃げてる”なんて、そんな王者はファンも納得しない」と熱く語った。
その気持ちはトーナメントについても「誰が一番強いか分かりやすい」と言うとスタッフが、選手壊れちゃうよ、と言うと「そういうものなんじゃないかな」と笑う。
フェザー級トーナメントについては「キツイでしょう。8人は何かの王者クラス、準決勝、決勝まで上がってくる選手はもっと強い。イカれてると思います。でもそれに勝ったら誰も文句ないですよね」と本気モードだ。
斎藤は朝倉未来に勝って王者になって以降、試合で負った鼻の骨折を治療。トーナメントに出るとなると、そう大きな怪我はできない。しかし多少壊れても「そういうもの」と挑戦する意向だ。また朝倉のリマッチに試合後は正直乗り気ではなく、海外などの強豪と戦いたいと言っていた。このトーナメントなら斎藤の望みが叶えられる場となるだろう。準決勝や決勝で朝倉と戦うのもいいだろう。
最後に斎藤は1位に選んだ『はじめの一歩』の鴨川会長の名言を読んで解説、勝つための努力とは何かについて語った。このベスト3から重なる各エピソード、チャンピオンとはどうあるべきかを学んだ人物など深い内容も語られている。
なお21日(日)に開催されるRIZIN名古屋大会ではフェザー級の強豪選手としてクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)やUFC帰りの堀江圭功(ALLIANCE)らが参戦する。彼らの戦いにもフェザー級GPに向け注目が集まる。
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▶︎次ページは(動画)RIZINフェザー級GPへの斎藤の本音
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