【UFC】女子選手が計量で2度倒れ意識朦朧、試合中止に=日本でも活躍リトアニアのユリア
2021年3月21日(日・日本時間)に開催される『UFCファイトナイト・ラスベガス22』の前日計量が行われたが、選手が計量中に倒れる騒ぎがあった。
女子バンタム級マッチ(135.5ポンド/61.46kg)でジュリア・アビラ(32=米国)と対戦するユリア・ストリアレンコ(27=リトアニア)が計量台に上がった直後に意識を朦朧とさせ、計量台を踏み外し後方に転倒。駆けつけたスタッフや医者と会話をし、問題ないと判断されて、数分後に再び計量台へ。
計量をパスしガッツポーズまで決めたユリアだったが、計量台を降りた途端にしゃがみ込む様に倒れた。床に寝そべった状態で「私は大丈夫」と医師に訴えるユリアだったが、医師は首を横に振った。ユリアは意識があり、周囲と会話できる様子だったが、結局、ストレッチャーで会場を去る形に。
対戦相手のアビラは無事に計量をパスしたが、今回の状況を踏まえ、UFCは最終的に試合中止の決定を出した。
ユリアはその後に自身のSNSで今回の件をビデオメッセージで報告。「減量自体は問題なかった。今回はこれまでのキャリアの中でも楽な減量だった。しかし、問題は早く減量しすぎたこと。計量時間が午前9時だったが、5時の時点で体重を落としてしまった。減量での脱水状態で、この時間は長すぎた」と、悔しい気持ちを語った。
ユリアは過去、日本の女子格闘技プロジェクトGIRL’S BUDO ENTERTAINMENT『SEI☆ZA』や「LETHWEI IN JAPAN」などに参戦し、圧倒的な強さを披露。昨年8月にUFC参戦を果たしたものの、デビュー戦で判定負け。生き残りを賭けて何としても結果を残したいところだった。
▶︎次ページ(動画)は、前日計量でユリアが意識朦朧で倒れる映像
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