【RIZIN】朝倉海が参戦表明のバンタム級GP、海外勢ムサエフの入国など、5月東京ドーム開催へ尽力
3月21日(日)愛知・日本ガイシホールにて行われた『RIZIN.27』の試合終了後、RIZINの榊原代表は囲み会見に応じ、次回大会についての構想を語った。
次戦は5月という榊原代表。当初は今月に東京ドームの予定だったが、コロナ禍で諦めた時点で4月末に仮押さえしていたという。しかし、それを5月にスライドするという。
「今の緊急事態宣言が明けて観客動員数の上限が緩和されていく可能性を考えると、4月19日に規制50%、1万人という上限のキャップがとれる可能性もアナウンスされていますので、それを考えた時に5月にもう1回スライドしたというのが現実です」と語った。
緊急事態宣言が解除された22日からは集客上限を屋内キャパの半数以内は変わらないが、最大5000人から最大1万人へ緩和。4月19日からは上限1万人という上限が撤廃され、キャパの半数以内となる方向で、段階的に緩和を進めていく。5万人キャパの東京ドームだと半数で2万5千人の集客だ。手堅く5月にスライドした形だが、海外選手の入国の規制緩和にも期待している。
「海外選手の来日も、4月でなく5月ということにすれば叶ってくるのではないかということで、4月はあえて大会をやらないということを考えています。朝倉海の参戦表明を受けてドームさんに5月開催を正式にお伝えした次第なので、近々正式な日程もいただけるのではないか」と語った。
16名で行われるバンタム級グランプリについては、「16人のジャパングランプリですね。朝倉海選手も出場すると、今日皆さんの前で表明してくれましたし、今日の結果を受けて、査定試合だったバンタム級の選手たちの中から誰を生かして誰を落とすかを決めて16人。今月中には16人ラインナップして、抽選会なりをして、5月の開会に向けたカードを編成していきたいと思っています。5月末に東京と大阪で、例えば2週続けて東京ラウンド大阪ラウンドとして東京4試合、大阪4試合、計8試合、16人というのをファーストラウンドとしてやろうと考え、調整しています」と語る。
グランプリは入国の関係で日本人のみになる可能性もあるとした。
それ以外にも、RIZINライト級トーナメント優勝のトフィック・ムサエフ(アゼルバイジャン)と、今回のセミファイナルで1Rで一本勝ちしたホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)のカードも進めていると言う。
「ムサエフとサトシのカードを正式にアナウンスできるように。ムサエフとサトシの了解はとれているので、あとは(ムサエフの)入国が叶うかどうか、その1点にかかっています。格闘技振興議員連盟の馳代議士に連絡して、オリンピック競技ではないですがトップアスリートの来日を認めていただけるように。積極的に政治的なアクションを起こして、5月に外国勢の待望の来日を果たせるように全力で動いて行って、5月の大会の準備に取り掛かっていきたいと思います」と意気込んだ。
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