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”古賀稔彦なくばYAWARA!なし”作者・浦沢直樹氏が追悼、古賀も漫画に登場

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2021/03/25(木)UP

古賀稔彦

 ”平成の三四郎”、バルセロナ五輪金メダリストの古賀稔彦が24日早朝、自宅で死去した。53歳だった。昨年、癌と診断され手術、自宅療養中だった。

 柔道女子を主人公にした大ヒット漫画『YAWARA!』の作者・浦沢直樹氏は自身のSNSで古賀を追悼。そして「古賀稔彦さんの柔道がなければYAWARA!はありえませんでした。あんなに見事な一本背負いを漫画でも表現してみたい。でもあの本物の迫力はなかなか出せませんでした」と当時を振り返る。

 浦沢氏のSNSでは『YAWARA!』の主人公の女性・猪熊柔(いのくま・やわら)がまるで古賀の一本背負いのように投げる瞬間のイラストとともに追悼の投稿をしている。古賀の一本背負いがモチーフになったのだろう。猪熊柔の得意技は一本背負いだ。

YAWARAの一本背負いシーン、古賀の迫力を求めたと作者(浦沢直樹twitterより)

 この作品は猪熊柔が92年のバルセロナ五輪で2階級制覇するまでのストーリーとなっているが、古賀も漫画で甲賀として登場。バルセロナ五輪前に足を痛めたが、滋悟郎が作った特効薬で怪我を克服して金メダルを獲得するというものだ。
 実話では、古賀はバルセロナ五輪で、五輪の10日前に吉田秀彦との乱取り中、古賀が技をかけた際に自らのヒザを負傷。練習も思うようにできない中、痛み止めを打ちながら金メダルを獲得している。

 最後に浦沢氏は「古賀さんの柔道はすごい刺激をいつも与えてくれました。本当にありがとうございました、古賀稔彦さん。謹んでご冥福をお祈りします。」と古賀にメッセージを送った。

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