【RIZIN】井上直樹に”ロックオン”された石渡伸太郎「来るなよ、来るなよ、一番強いの来ちゃった」=バンタム級GP抽選会の心情吐露
5月23日(日)より東京ドームにて開幕する『RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級トーナメント1回戦』の組み合わせ抽選会&記者会見が3月26日、都内にて行われた。
組み合わせ抽選の方式は、RIZINの出場回数が多い選手順にボックスに入れられた番号を引き、AからHの好きな場所を選べるというシステムになっていた。
ここでバンタム級四天王とも呼ばれた元パンクラス王者・石渡伸太郎の隣に、元UFCファイターでRIZIN無敗・井上直樹が着席。1回戦から優勝候補同士とも言われる、強豪同士の対決が実現した。
この抽選会の時の感想を石渡や井上が、YouTubeやTwitter動画内で語っている。
石渡はRIZINのTwitter動画で、井上が隣に座った時の感想を「ここで来るか?何で?嘘でしょ。楽に勝てる相手はもっと手前にいたはずなのに」と動揺を隠さない。
同じくRIZINのTwitter動画で井上は、石渡を選んだことについて「(石渡に)行くって決めていました。一回フラれているんで。扇久保(博正)さんの所にも行きたかったんですけど、まあ先にこっちかな」と迷わず石渡を選んだと語っている。
さらに石渡は、RIZINフェザー級王者・斎藤裕のYouTubeチャンネルで心情を吐露。抽選会直後の収録という動画で、石渡は「来るなよ、来るなよ。扇久保が呼んでるから(扇久保が井上に手を差し伸べていた)扇久保の所行けよって、マジで思ってました。一番強いの来ちゃった」と井上と1回戦ではやりたくなかったと語る。
しかし「逆に優勝しようと思って出るんなら、一番強い相手を倒してしまえば優勝に一番近いんじゃないかな。今は気合いれて腹決まってます」と対戦に前向きになったと言う。
井上を「一番強い」と表現した石渡だが「これが朝倉海選手が隣に来てたら、海選手が『一番強いやつ、来ちゃった』」だったかもしれない、と笑う。
一方の井上は、和術慧舟會HEARTS主宰・大沢ケンジ氏のYouTube動画に登場。大沢氏に「もし、くじ引きがない状態だったら誰を選んだ?」と問われ「今のトップ選手である朝倉海選手、扇久保選手、石渡選手誰でもいいかな。強い選手とやれたら」と答えている。
しかし朝倉海はすでに渡部修斗の隣に座っていたものの、扇久保の隣は空いており、扇久保が手招きもしていた状態だった。
それでも石渡を選んだ理由を「真っ先に決めました。迷いは無かったですね。去年8月大会の後、指名させてもらったんですけど、その時試合が叶わなかった。今しかない、今なら出来ると思ってそこに行きました。扇久保選手も『こっちおいで』みたいなことやってくれたんですけど、先に順番に倒して行けばいい」と石渡は昨年から狙っていたと語る。
これを聞いた石渡は「後から聞いたら、ずっとロックオンしていたらしい。なめられたもんですよね」と憤ってみせる。
井上とは「一番やりたくないし、1回戦の相手としては一番考えていなかった」という石渡だが、井上もまた「(石渡は)すごくタフで、面白い試合をする選手。寝技も打撃も出来るから両方で面白い試合を見せたい。自分のモチベーションにもなると思うので、練習にも気合が入る」とリスペクトする。
SNSではファンから「事実上の決勝戦」とも評価されているこの1回戦。5月のドームで、どちらの優勝候補がトーナメントを勝ち上がるのか。
■斎藤裕チャンネル:【石渡伸太郎コラボ】RIZINバンタム級GPを語る
■大沢ケンジチャンネル:井上直樹選手が石渡伸太郎を選んだワケとは!?朝倉海にも行きたかった!?
●編集部オススメ
・バンタム級GPの8カードが抽選会で決定! 朝倉海「一回戦は誰でも良い」対する渡部「予想外だが全力で勝つ」
・バンタム級GPが5.23東京ドームで開幕「格闘技は14年ぶり、ビッグネームも考えたい」5.30は大阪開催
・元UFC戦士・井上直樹が鮮烈一本勝ち、四天王・元谷友貴からタップを奪い、タイトル挑戦を熱望!(動画あり)
・スダリオ剛、秒殺KO後の大荒れの理由は宮本の”ゴング前の突進”
・“激怒”スダリオ剛が秒殺KOも、過剰な追撃に両陣営乱闘寸前に(動画あり)
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!