【UFC】”悪童”ネイト・ディアスが1年半ぶりに復帰に自信、対する8連勝中のエドワーズに「こいつ誰?」
コナー・マクレガーと一勝一敗の”悪童”ネイト・ディアス(35=アメリカ)が、約1年半ぶりに復帰する。ネイトがオクタゴンに復帰するのは、19年11月、ホルヘ・マスヴィダルとUFCが特別に作ったBMFベルト (Baddest Mother Fuckerの略。最高にイカしたやつの意)を争って敗北して以来となる。
復帰戦は、5月15日(土・現地時間)米テキサス州・ヒューストンで開催予定の『UFC262』で行われる予定で、相手は8連勝中のレオン・エドワーズ(29=イギリス)。5分5Rのウェルター級戦で、セミファイナルで行われる。ESPNの記者が報じた他、ネイト自身がSNSで発表している。
ネイトは実兄のニック・ディアスと共にUFCで絶大な人気を持つ好戦的なファイター。07年にUFC参戦すると、五味隆典やドナルド・セラーニなど強豪を倒し、のし上がる。12年にベン・ヘンダーソンの所持していたライト級王座に挑戦したが失敗した。
16年3月には当時15連勝中だったマクレガーと対決し、下馬評を覆しリアネイキドチョークで一本勝ち。同年8月に再戦すると、2-0で判定負けした。19年11月にはホルヘ・マスヴィダルと対決し、まぶたのカットによるTKO負けを喫している。
相手のエドワーズはイギリスのMMA団体で王者となり、14年にUFC参戦。初戦こそ2-1で惜敗したものの、その後敗北したのは現UFC世界ウェルター級王者のカマル・ウスマンのみ。ウスマン戦以来8連勝と勢いに乗っている。
エドワーズは今年3月、無敗でフィニッシュ率100%の超新星カムザット・チマエフと対戦予定だったが、チマエフのコロナ感染により試合が流れていた。
なおUFCで5分5R戦が、タイトルマッチやメインイベント以外で行われるのは初となる。マクレガー2戦目やマスヴィダル戦で、前半は被弾を許しながらも後半巻き返し気味だったネイトにとって、長丁場である5Rの復帰戦は望むところか。
SNSではエドワーズが「ネイトはウェルター級の王者と戦いたいと長々言っているようだが、世界3位の8連勝はどうだ。自分がまだ本物だと思うなら、やってみよう」とネイトに呼びかけ。しかしネイトは「そして、こいつは誰なんだ?」と相手にもしない素振りだ。
▶次ページ:逃げる相手を追い詰めサンドバッグ状態でTKO勝利するネイト
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