【UFC】“現役女子大生”ファイター・マーベリックが5連勝!強靭なフィジカルで相手を圧倒
WME-IMG
『UFC 260』
2021年3月28日(日・日本時間)アメリカ・ネバダ州ラスベガス/UFC APEX
▼女子フライ級 5分3R
●ジリアン・ロバートソン(カナダ)
判定0-3 ※27-30, 27-30, 28-29
〇ミランダ・マーベリック(米国)
ロバートソンはUFCのリアリティショー「ジ・アルティメットファイター」出身。UFC戦績は6勝3敗で、そのうち5勝はフィニッシュしての勝利(1TKO、4一本)を収めている。柔術では黒帯を巻き、得意技はリアネイキッド・チョークだ。
対するマーベリックもMMA戦績8勝のうち1TKO、5一本のフィニッシャー。invicta FCでキャリアを積み2020年にUFC初参戦、TKO勝利でデビューを飾っている。現在23歳の現役大学生だ。
両者は今年2月のUFC258で対戦予定だったがロバートソンの体調不良により直前で試合が中止に。今回が仕切り直しの一戦となる。
1R、オーソドックスのロバートソンに対しサウスポーはマーベリック。序盤は互いにステップを踏みながらパンチを交換していく。マーベリックはオクタゴンの中央を取って2発、3発とパンチのコンビネーションで攻めていくと、ロバートソンの前蹴りに合わせてテイクダウン。しかしロバートソンもすぐに立つ。それでもマーベリックはパンチでプレッシャーをかけると突進するようなタックルで再びテイクダウン。ロバートソンが金網を使って立ったところでラウンド終了。
2R、プレッシャーをかけるのはマーベリック。しかしロバートソンはマーベリックのスーパーマンパンチに合わせて組み付くと脇を抜けてバックに回り、グラウンドに引きずり込む。ロバートソンはサイドポジションを取るとエスケープしようとするマーベリックの先手を取りグラウンドで翻弄、立たせない。アームロック、チョークと仕掛けていくロバートソンだがマーベリックは一瞬の隙を突いて立つとパンチで攻勢、さらに金網に押し込んだがここでラウンド終了。
3R、マーベリックは気合の声を発しながらパンチの連打を放っていく。ロバートソンはタックルに行くがマーベリックはこれを切って逆にバックを奪取。さらに逃げたロバートソンの上を取るとハーフガードからコツコツとパウンドを落とす。ロバートソンは下からスイープや腕十字を狙うがマーベリックは防ぐ。何とか抜け出しバックに回るロバートソンだがマーベリックは向き直ってスタンドになるとタックルでテイクダウン。最後は引き込んだロバートソンだがマーベリックは付き合わずに立って試合終了。
判定は3-0でマーベリック。グラウンド巧者のロバートソンをフィジカルの強さとアグレッシブな打撃で退け連勝を飾った。
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