2021/04/11（日）UP
（最終更新：2021/04/11 18:25）

■なぜ高タンパク、低糖質が実現できたのか

お湯を入れ、完成したカップヌードルPRO

　そして、具体的にどうやって高タンパク低糖質を実現したのかと聞くと「スープに“コラーゲンぺプチド”を配合し、麺の内層に（食物繊維と）“植物性タンパク”を練り込むことで、1食あたりのたんぱく質が15g以上となるようにしています」と工夫された製法を語る。
　これはメーカー側の新製法「低糖質三層フライ製法」で、麺の内側に食物繊維やタンパク質を練り込み、小麦粉の割合をカット。低糖質にするべく、細かな工夫がされている。さらに油で揚げて乾燥する工程を組み合わせ従来のフライ麺の香ばしさやコシも両立させている。

　商品の開発にあたっては、たんぱく質摂取を心掛けている社員や、トレーニングをしている社員の意見も参考にしたという。

お湯を入れて完成したカップヌードルPROのシーフード

　さて気になる実食だ。会社近くのコンビニやスーパーを回っても並んでおらず、ようやくドン・キホーテで見つけ購入。編集部に戻り実食してみた。
　開けた感じはこれまでと変わらず、お湯を入れて食べてみると、これまでと同じく縮れ麺だが、若干柔らかめでツルツルしている感じだ。こだわりを持つ人には好みが分かれるか。しかし、意識しないとこれまでとの違いは感じられないだろう。麺固めが好きな人は3分待たずに食べるのがいい。スープもプロテインが配合されたという謎肉も味は変わらず。
　シーフードヌードルには謎肉は入らないがタンパク質量は同じ。かまぼこがその代役をしているのだろう。

　メーカー側は「これまでのカップヌードルと同じようにお召し上がりいただければと思います。また、糖質を制限しているなど、カップ麺を食べることを控えていた方には、是非お試しいただきたい商品です」とイチ押し。
　こだわりのトレーニーでも「たまにはハメを外したい」と思ったとき、この商品は少しは安心感を与えてくれるだろう。ただし、その安心感から、他の食べ過ぎにはご用心だ。

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