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全米人気の素手ボクシング大会に元PRIDE王者ヴァンダレイ・シウバ参戦か、元UFC美女ファイター継続参戦も

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2021/04/14(水)UP

2013年3月3日に開催されたUFC日本大会メインイベントに出場し、激闘を演じたヴァンダレイ

 元PRIDEミドル級王者のヴァンダレイ・シウバ(44=ブラジル)が、米国で人気が高まっている素手ボクシングの大会に出場する可能性があることが分かった。

 素手ボクシングの格闘技イベント『Bare Knuckle Fighting Championship』(以下、BKFC)のデイブ・フェルドマン社長が12日の格闘技メディア「MMA Fighting」の取材でヴァンダレイと契約交渉について言及。
「彼はここ最近、真剣にトレーニングを行っている。我々は近日に彼と会話する機会を持つが、その際に3名の対戦候補者リストを見せる予定だ」と、具体的に話を進めていることを明らかにし「彼は戦うだろう」と、契約成立に自信を見せた。

素手ボクシングのデビュー戦で激闘のヴァンザント(左)(BKFC公式SNSより)

 BKFCは2018年に設立された米国の格闘技団体。これまで17大会を実施し、19年には、ボクシング元世界ヘビー級王者・マイク・タイソンとヴァンダレイに試合オファーを出して話題になるなど、僅か数年間で急速に人気を広げている。

 また、BKFCは今年2月には米フロリダ州レイクランドで『BKFC Knucklemania』を開催し、“世界一の美女ファイター”と人気を集めた元UFCファイターのペイジ・ヴァンザントの参戦が大きな話題を呼んだ。デビュー戦でBKFCベテランのブリテイン・ハートに判定で敗れたヴァンサントだが、その第2戦目に期待する声は大きい。
 フェルドマン社長はヴァンサントの第2戦目について「6月か7月の大会に参戦する。とても興味深い、魅力的なマッチメイクになるはずだ」と語った。

息子のトール君のボクシングマッチでの勝利に喜ぶヴァンダレイ・シウバ(右)(トール・シウバ公式SNSより)

 ヴァンダレイは先日、実の息子とキックボクシングのスパーを行っている映像を自身のSNSに投稿し話題となったが、自身の戦いに向けての準備も着々と行っているのかもしれない。ヴァンダレイは今年7月で45歳となり、完全に引退宣言はしていないものの、189月のベラトールでクイントン・ランページ・ジャクソンと試合(2R TKO負け)をしたのが最後。今年、その勇姿を再び見ることができるか。 

▶︎次ページ(動画)は、97年にヴァンダレイが参戦した素手、頭突きの“何でもあり”のルールで戦う若かりし姿=ブラジル開催のヴァーリトゥード大会IVC 2での試合ハイライト映像。

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