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【ボクシング】ヘビー級初の4団体統一戦についに契約合意、アンソニー・ジョシュアvsタイソン・フューリー、初戦は6〜7月

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2021/03/16(火)UP

3団体統一王者・アンソニージョシュア(左)vs.WBC王者タイソン・フューリー、ヘビー級初の4団体統一戦に合意した

 現WBAスーパー・IBF・WBO世界ヘビー級統一王者のアンソニー・ジョシュア(31=英)と現WBC世界ヘビー級王者のタイソン・フューリー(32=英)が、かねてから計画されていた2戦の契約に合意したと昨夜15日、米大手スポーツメディアのESPNが報じた。勝てばヘビー級初の4団体統一王者の誕生となる。

 ジョシュアのプロモーターであるマッチルーム・スポーツのマネージング・ディレクター、エディー・ハーン氏が、ESPNの取材に応じた。先週の土曜日にマッチルームと、フューリーの米プロモート会社TOPRANK、フューリーのイギリスのプロモーターであるクイーンズベリーなどと契約を交わし、次のステップは開催地の決定という。         TOPRANK関係者は30日以内に両陣営が納得する場所が決まらないと契約が無くなる可能性を示唆。

 しかしハーン氏は、複数の国からジョシュアとフューリーの試合開催のオファーが届いているとし「すでに8~9カ所からアプローチがあった。中東、アジア、東欧、アメリカの複数の国からオファーが来ている」と語る。来月中にも場所を確定する意向だ。

「この試合は、ボクシング界最大の試合であり、世界最大のスポーツイベントの一つだ。自国をアピールしたい国にとって、とても大きなことだ」とハーン氏。
 なおファイトマネーは初戦は均等配分の50-50、再戦は勝者多い60-40。試合の予定時期は、初戦は6月か7月、再戦は11月か12月に計画されている。

 3団体王者のアンソニー・ジョシュアは身長198cm、リーチ208cm。戦績は24勝(22KO)1敗。2019年6月にアンディ・ルイス・ジュニアにまさかのTKO負けを喫し、3団体の王者から陥落したが、同年12月の再戦で判定で下し、3団体のベルトを取り戻した。前戦は昨年12月で、IBF世界ヘビー級1位クブラト・プレフと対戦。9回KO勝ちを飾った。

 WBC王者のタイソン・フューリーは身長206cm、リーチ216cm。戦績は30勝(21KO)1分。前戦は昨年20年2月、WBCヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー(米)を7回TKOで破り王者となっている。

▶︎次ページはジョシュアとフューリーのKO動画ハイライト

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