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【UFC】フェイスオフで突き飛ばされた相手が棄権、頭痛と吐き気で病院へ=セミファイナル

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2021/04/18(日)UP

超接近のフェイスオフ、このあとクロース(右)が両手で2メートルほど突き飛ばされ乱闘寸前に(©Getty Images/UFC)

 4月18日(日・日本時間)米国にて開催される『UFCファイトナイト・ラスベガス24』。
 セミファイナルのライト級(-70.3kg)マッチで対戦するジェレミー・スティーブンス(34=米国)とドラッカー・クロース(33=米国)はクロースの負傷により中止が発表された。

 原因は昨日の前日計量でのフェイスオフだった。両者、向き合うと、鼻が付くほどに接近。するとスティーブンスが、突然両手でクロースを思いっきり突き飛ばした。バランスを崩し、2メートルほどふっ飛ばされたクロース。反撃に立ち向かうも周囲のスタッフから止められ、乱闘には至らず、その怒りを明日に預けた。 

クロースが発表した棄権までの経緯(@drakkarkloseより)

 そして試合当日、米国ESPNの放送と同時にこの一戦の中止を発表した。クロースのSNSによると「フェイスオフでジェレミーに押された後、すぐに手がしびれ、首が締め付けられるのを感じた」と語った、その後関係者に応急処置をしてもらい、その後食事や水分補給して明日に備えたが、朝方、頭痛と吐き気に襲われ、薬を飲み2、3時間休んだ後に嘔吐。UFCのドクターに電話して、病院に行く決断をしたと言う。

 クロースは「この試合を楽しみにしていた皆さんには申し訳なく思っています。私はこの試合に出場するために最善を尽くしたが、私の手には負えなかった」と棄権せざるを得なくなった理由を報告した。

▶︎次ページは(動画)超接近のフェイスオフ、激怒で相手を突き飛ばし乱闘寸前

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