【ボクシング】ウバーリ、5.29ドネア戦に「ようやく発表、早く防衛したい」=コロナ感染など2度の延期を経て
5月29日(日本時間5月30日)に米国ロサンゼルスのディグニティ・ヘルス・スポーツ・パークにて、WBC世界バンタム級王者ノルディーヌ・ウバーリ(34=フランス)と、元世界5階級制覇王者でWBC同級1位ノニト・ドネア(38=フィリピン)のタイトルマッチが、プレミア・ボクシング・チャンピオンズ(PBC)とショータイム(Showtime)より今月16日に正式発表された。
その2日後の18日、ウバーリは自身のSNSでコメントを発表。
「ようやく次の世界タイトル防衛戦を発表することができる。MTK(プロモーション会社)には、良いコンディションで準備ができるよう、あらゆることをして頂いた。これまでの準備を支えてくれた兄とコーチに感謝する。早くタイトルを防衛して、ボクシングにもう少し名を刻みたい」と綴った。
ようやく戦えることに、ウバーリとしても嬉しい発表だろう。ウバーリvsドネアはこれまで2度流れている。1度目は昨年5月16日、新型コロナ感染拡大で延期、2度目は昨年11月12日、自身が新型コロナウイルス に感染し中止となった。この感染で体調不良に襲われたウバーリを、WBCは正規王者から休養王者に変更した。
ウバーリが休養王者となることにより、空位となった正規王座をかけ昨年12月19日にドネアvs.エマヌエル・ロドリゲス戦が決定したが、今度はドネアが新型コロナに感染し中止となった。
ウバーリは体調が回復し、年が明けた今年1月にWBCはウバーリを正規王者に戻した。
互いに2019年11月にさいたまスーパーアリーナで試合をして以来、1年半ぶりの試合となる。ドネアは井上尚弥に敗れWBAスーパー王座から陥落し、ウバーリはWBC王座を防衛した。
前戦以降、ウバーリにとっては2度、ドネアにとっては3度のタイトル戦中止を経てのこの一戦。次こそは実現することを祈りたい。
なお、勝者は同級2団体王者の井上尚弥(28=大橋)との統一戦が見込まれている。
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