那須川天心「痛みでダウンは根性ない、失神は仕方ない」「強者ほど怖がり」「お化け怖い」理由語る
水曜深夜2時に放送の『あるある土佐カンパニー』(テレビ朝日系列)に那須川天心が21日に出演した。この番組はゲストを招いて新しい”あるある”を見つけるというもので、那須川は格闘家あるあるを語った。
那須川は、まず「怪我してるのに気づかずいつのまにか骨折しがち」と語ると共演者からは驚きの声。
「捻挫はかすり傷みたいなもの、何だ捻挫か、明日練習しようってなる。痛みに麻痺していると思う。試合で多少、拳が痛くて試合して、病院行ったら2本折れていました」と簡単に語った。
19年9月の志朗戦後の会見で「左拳を2週間前から痛めていたが、打たないと勝てない相手だったので打った」と語り、試合後は握れない状態となり、その後のレントゲンの結果、骨折が判明、SNSで「2ヶ月くらいで治るらしいのでご安心を」と報告していた。
三谷紬アナウンサーは「骨折はニュースでは重症ですよ」というと那須川は「格闘家では軽症」と言い放った。
痛くてダウンしたことはないのかという質問には「痛くてダウンは根性ない。ローキック、ボディは意識があって倒れる、意識があって倒れるのは良くないかなと。失神は意識がなくいつの間にか倒れているから、失神で倒れるのは仕方ない」と答えた。この自身の考えは、幼少の頃から学んでいた極真空手の格言にも似ている。
痛みやダウンに関して有名な言葉では、極真伝説の猛者で故・大山茂氏は「右腕を折られたら左腕で倒せ、両腕を折られたら脚で倒せ、両手両足が利かなくなったら噛みついてでも倒せ、それで殺されたなら化けて出ろ、男として生まれたからには倒れるときはただ1度、死ぬときだけだという精神で行け」と教えており、現・極真会館の松井章圭館長はその精神で87年の世界選手権優勝を果たした。そして次の91年の世界大会では緑健児(現・新極真会代表)が小兵ながら右手の甲を骨折しながら優勝している。
そんな那須川だが、お化け嫌いとして有名だ。その理由を「お化けは絶対無理、だって触れないじゃないですか」と明かす。格闘技が強くても自分ではどうにもならない。
そして格闘家は怖がりだからこそ強いと持論「強い人ほど怖がり、自分でパンチを貰いたくない、練習しないと勝てない。その時点で怖いのがあるから。だから練習する」と怖さを克服するために練習すると語る。逆に怖さを感じなければ練習せず確かに格闘技では強くもなれないだろう。
番組では喧嘩や、減量中の克服方法と失敗”あるある”を語り盛り上がった。次週は後編で試合での裏話やメイウェザー戦の秘話を大暴露するという。
今回の放送はABEMAやTVerにて見逃し配信中だ。
ABEMA https://abema.tv/video/episode/87-369_s444_p28469
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