【UFC】中国最強女子ジャンが僅か”78秒”で王座陥落、早くも再戦要求に新王者ナマユナス「受ける」
4月25日(日・日本時間)に『UFC261』で行われた女子ストロー級タイトル戦で、僅か78秒で王座陥落したジャン・ウェイリー(31=中国)が、新王者となったローズ・ナマユナス(28=米国)との再戦を早くも望んでいる。
ジャンはアジア人初のUFC王者で少林拳、散打などをベースに持つストライカー。19年8月に当時の王者のジェシカ・アンドラージを初回KOで下し王者となり、今回が2度目の防衛戦。相手のナマユナスは元同級王者で、19年5月に2度目の防衛戦で失敗し、今回は失ったベルトを取り戻す一戦だった。
ジャンが下馬評有利で行われた試合だったが、開始すぐ、ナマユナスが左ハイキックから倒れたジャンをパウンドで追撃したところで、レフリーストップ。ジャンが「試合を止めるのが早い」とレフリーに抗議する場面も見られたが、結果は覆らなかった。
ジャンは試合後に自身のSNSでファンに向けて敗戦の報告「ローズ(ナマユナス)の勝利を祝福したい。彼女は敗れてからの復活を果たした。私は自分を信じている。同じ様に、復活して、偉大なチャンピオンとなり、レジェンドになる。“新しい私”になる」と、自身の敗戦を受け止め、再スタートすることを誓った。
続けて「勝敗はつきもの。これがUFC。今日は、UFCをより理解した日になった。すぐに再戦が組まれることを期待する」と、早期の王座奪還のチャンスを望んだ。
UFCのダナ・ホワイト社長は大会後の会見にて「再戦は、多くのファンが望み、興奮する戦いになるだろう。ジャンの素晴らしさを理解した上で言うと、今夜のローズのパフォーマンスは素晴らしかった。再戦は意味があると思う」とコメント。
また、新王者のナマユナスも「試合が早く終わったことに彼女が怒る気持ちは理解できる。でも、(レフリーストップ)は完璧なタイミングだった」と今回の自分の勝利は間違いのないものとしながら「(再戦に対して)私はオープンな姿勢。私が通る道にそれがあるのであれば、やるわ」と、再戦について何ら問題ない態度を示した。
MMAデビュー戦で敗れて以来21連勝で7年間負けなしだったジャンは、果たして、早期の王座奪還のチャンスを手にするのか。今後の動向が注目される。
▶︎次ページ(動画)は、ジャンの“キレキレ”のミット打ち!戦前の激しい追い込み練習にて
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