【UFC】マクレガーが三階級制覇狙い、階級上の王者ウスマンを挑発「俺のパンチをパクってる、年末まで待て」
4月25日(日)UFCウェルター級タイトルマッチでホルヘ・マスヴィダルを一撃KOし、4度目の防衛に成功したカマル・ウスマン(ナイジェリア)。そのウスマンに、元UFCライト&フェザー級王者のコナー・マクレガー(アイルランド)が喧嘩を売っている。
25日の試合でウスマンは2R、飛び込むような伸びるカウンターの右ストレートでKO勝利。マスヴィダルは失神した。
その見事な打撃についてマクレガーは、ツイッターで「ウスマンは俺のショットをパクっている」と自身の得意なカウンターのストレートを真似していると指摘。ツイートには比較のためか、マクレガーがストレートを駆使する試合映像も添付してある。
さらに「こいつといつか戦うことになるだろうな。俺の言葉やショットをパクって、叩かれないわけがない。俺は170ポンド(ウェルター級)が好きだ。もうすぐ俺のものだ」と階級を上げウスマンのウェルター級王座に挑戦しベルトを獲得すると言う。
「言葉の真似」というのは、ウスマンがマスヴィダル戦前に「俺と戦うことは、緑のパンティの夜になる」と、マクレガーのセリフをもじって語っていたことだ。マクレガーは昨年1月のセローニ戦前に「俺と戦えるなんて、赤いパンティの夜だな(ファイターの妻が、大きな収入が入り喜ぶことを揶揄している)」と独特の言葉回しで挑発し、話題を呼んでいたことがある。
マクレガー は「年末まで待て。俺はストラップ(ベルト)を手にしてから、また上に登るよ」とライト級王座を奪還した後に、ウェルターへ上がりウスマンを狙うとも言っている。
マクレガーは7月の『UFC264』で、ポワリエとの3度目の決着を予定している。この試合に勝てば、5月16日のマイケル・チャンドラーvsチャールズ・オリベイラの勝者と、現在空位のライト級ベルトを懸けて戦うことになるのだ。
マクレガーから戦いを望まれているウスマンだが、昨年5月にはウスマン自身がマクレガーとの対戦を望んでいたことがある。
しかしその一戦は実現しなかった。そのこともあってか、ウスマンはこうツイートした。「そうさ、お前に試合を申し込んだのに、お前は行方不明になってしまったんだ。謙虚になれよ、お前のプライドはもう奪った」と一度逃げた男にもう興味はないと言わんばかりだ。
マクレガーは真剣に、三階級制覇を視野に入れているのだろうか。そしてウスマンの王座に挑戦することは出来るのか。
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