【RIZIN】皇治が”日本ムエタイ界の至宝”梅野源治に「今はピークではない、ボコボコに殴り合いたい」と挑発も、梅野は「喋るのが上手い」と大人の切り返し
5月30日(日)に丸善インテックアリーナ大阪にて開催する『Yogibo presents RIZIN.29』の追加対戦カード発表の記者会見が、4月30日(金)に都内で行われた。
今大会では、キックボクシング(-61.0kg)のワンナイトトーナメントが開催されることになった。3分3Rで延長無し。3Rで決着が付かない場合は、1R〜3R通しての優劣でマスト判定する形となる。
一回戦では、梅野源治(32=PHOENIX)vs皇治(31=TEAM ONE)の注目の1戦がマッチメイクされた。ムエタイを主戦場とする梅野と、K-1などのキックルール主体のリングで戦ってきた皇治のマッチアップとなった。
皇治は、16歳でキックボクサーとしてプロデビュー後、HEATキック王座、ISKA K-1ルール世界ライト級王座を戴冠し、その後は新生K-1で活躍。武尊などのトップファイターとしのぎを削り、昨年9月からRIZINに電撃参戦。那須川天心、五味隆典を相手に2連敗を喫している。
対戦相手の梅野は言わずと知れた”日本ムエタイ界の至宝”。ムエタイ二大殿堂の一つ、ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王座にも君臨したことのある日本ムエタイ界の第一人者。
皇治は、梅野について「ムエタイで戦ってて凄いと思って見ていた」と尊敬の言葉を並べたが、「ただ戦うことになれば、今はピークではない。昔は凄かったと思うけど、今はひょっとこムエタイ。しっかりムエタイでチャンピオンになっていたのは美味しいので、ひょっとこムエタイ狩りをしようと思います」と挑発。
梅野はその発言を受けて「喋るのが上手い。人としてのコミュニケーション能力が高いのかな」と何とも冷静な大人の切り返し。「僕は格闘技界で結果を出して、知名度が上がればいいと思って、14年間格闘技に向き合って来た。彼の場合は逆かもしれない。知名度を先に得て、知名度を取った後に強さも欲しかったということ。だから結局、目指しているところは同じでやり方が違っただけ。そのやり方は上手いなと思う」と互いにやり方は違えど、格闘家としての根本は同じと分析する。
RIZINは総合格闘技の団体とのイメージがあると認識している梅野は「今回は4人で良い試合をして、総合も面白いけど、キックもいいなと思ってもらえる1発目だと思う。良い4人が揃ったと思うので盛り上げたら」とコメント。
皇治も「しっかりカッコつけた4人が集まったので盛り上げたい。俺らがやるしかないので気合が入っている」と意気込み、梅野との試合に向けては「梅野選手みたいに、男らしいシュッとした選手とボコボコに殴り合いたい」と打ち合いを望んだ。
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