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【ONE】秋山成勲「当たってない…」セネガル相撲英雄の”過度”な反則アピールもTKO勝ち、欧州グレコ王者「結果には満足」

2021/05/01(土)UP

身長193cmから叩き込む打撃でセネガル相撲の英雄ケインを攻めるグリシェンコ©️ONE Championship

 4月29日(木・日本時間)シンガポール・インドアスタジアムにて行われたONE Championship主催『ONE on TNT IV』のヘビー級にてセネガル相撲の英雄オマール・ケイン(29=セネガル)に2R TKO勝利したレスリング(グレコローマン)世界トップ選手キリル・グリシェンコ(29=ベラルーシ)が、試合後のインタビューに答えた。

 ケインはONE参戦後3勝3KO無敗を誇り、ONE初参戦のグリシェンコも昨年MMAデビューし3勝(2KO/1サブミッション)無敗とフィニッシュ率100%対決と期待された。

セネガル相撲の組みに、グレコの王者(右)はうまくコントロール©️ONE Championship

 試合は序盤から長身のグリシェンコの打撃にケインが相撲の組み。それにグリシェンコはコントロールしヒザ、ボディブローを入れるなど対処。2Rに組むケインの体力の消耗が見て取れ、2R終了間際の打ち合いでゴングと同時にグリシェンコの右フックがケインのアゴをかすめた。
 そこでケインはノドを押さえ、ゴング後の反則とアピール。すると、そのまま仰向けに倒れ続け、長く立ち上がらないケインにレフェリーはグリシェンコのTKO勝ちを告げた。

 このケインの態度に、体力回復するための反則アピールを続けすぎたのか、戦意喪失か。終了と同時の打撃を有効打と認めTKOとなったのか。別角度のスロー映像を見ると当たってないようにも見え、ABEMAテレビ解説の秋山成勲は「当たってない…。(当たってたとしても)大したダメージではない」と語っていた。

ケインの反則アピールにグリシェンコはこの表情©️ONE Championship

 勝ったグリシェンコは試合を振り返り「プロモーションが相手をプッシュしているのは知っていた」と語る。3週間前にシンガポールに来たが、当初決まっていた相手が欠場し一旦は帰国した。それで、また呼び戻されてこの試合を行ったという。
 急遽決まった相手だったが「最初から自分が勝つと信じていた。戦いは戦術通りだった。自分はレスリングのグレコをやっているが、彼の動きに特別なものは感じなかった。肉体的な強さは感じた。結果には満足している」とした。

 問題のパンチについては「試合後に映像を見て、お互いが同時にラウンド終了のゴングがなる前に殴っていると確認できた。3Rも戦うと期待したが、相手がなぜそれを嫌がったのかは、私にはわからない」

 相手がわざと倒れてグリシェンコの失格を誘ったのではとファンの間で話題になっていることについては「事実はわからないが、もし自分が相手の立場だったら、3R目も戦っている」

TKO勝利したグリシェンコ©️ONE Championship

 また、相手はノドを押さえた。パンチがノドに入ったので、息ができなくなり、試合続行不可能になったとの意見については
「パンチがノドに入っていたら、私も気づくが、私の認識では、相手のアゴに入った。それはハッキリ覚えている」と答えた。
 映像を改めて見ると、パンチは相手のアゴをややかすめ、その流れでノドの下の胸あたりに当たったようにも見えなくもない。秋山が言うように、もし当たっていても大したダメージでも無いはずだ。
ただし、ノドでの呼吸困難説については、仰向けに倒れたとき、ノドを押さえ苦しんではいない。大の字で倒れ、疲れて大きく腹式呼吸しているので、強すぎるグリシェンコに、ここで反則アピールし勝ちを拾えればと思ったのが妥当なのではないだろうか。

 今後の目標についてグリシェンコは「プロモーターやマネージャーが用意した相手と戦うだけだ。もしヘビー級タイトル戦のオファーがあれば、オープンだ。115〜116kgでいつも戦っているので、ライトヘビーには興味はない」とヘビー級で戦っていくことを強調した。

 グリシェンコはレスリングのグレコローマンでは世界のトップ選手で、17年の世界選手権130kg級5位、19年欧州大会では世界王者らを破り優勝している。昨年10月に総合格闘技でプロデビューし、4度目の今回もKOでフィニッシュ率100%とした。
 この強豪ヘビー級選手の出現で、今後、現ONEヘビー級王者でUFCでも活躍しブランドン・ヴェラ(43=フィリピン)との対戦実現にも期待される。

▶︎次ページは「当たってる?」ゴングと同時にパンチ、倒れるケインのスロー映像

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