【BOM】新登竜門シリーズ「BOMBERS」に“不沈艦”マサ佐藤が出陣、新鋭の将輝・FLYSKYGYMを迎え撃つ=5.30
5月30日(日)東京・新宿FACEにて開催されるムエタイイベント『BOMBERS 001・Gateway to “The Battle Of MuayThai”』の対戦カードが発表された。
今大会からスタートする新シリーズ「BOMBERS」は、BOMに初参戦する選手たちの登竜門的な位置づけの大会。今大会は7月4日(日)大さん橋ホール、9月26日(日)大田区総合体育館で行われるBOM本戦の前哨戦と扱われる。
また本大会は第1部6試合、第2部7試合の2部制として開催。BOM本戦と同様に肘・膝・首相撲ありのムエタイルールで行われる。
第1部メインイベントには英雄伝説64kg級王者の実績を持つマサ佐藤(WSR三ノ輪)が登場。将輝・FLYSKYGYM(FLYSKY GYM)と対戦する。
佐藤は圧倒的な耐久力を武器に、各地を渡り歩く激闘派。16年に中国『英雄伝説』の全アジア32名トーナメントに参戦すると、激戦を勝ち上がり全アジア王者となった。その名を全国に轟かせたのは、18年2月に参戦した『KNOCK OUT』。剛腕・水落洋祐と真っ向から打ち合い、何度も重いパンチを被弾しながらもヒジによるカットで逆転TKO勝利を収めてみせた。そのファイトスタイルから「不沈艦」「激闘王」の異名を取る。
これまでは沖縄を拠点としてきたが、今年2月から拠点を東京のWSR三ノ輪に変更。新天地での初戦を迎えることとなった。
対する将輝は名門・FLYSKYGYMの新鋭。18年12月にBOMでエイメン・ゴールドライフから判定勝利でプロデビューを飾った。ここまで戦績は4戦2勝(1KO)1敗1分。ベテラン・佐藤との一戦に自身のSNSで「今の俺なら負ける気がしない」と意気込みを見せている。
また同じく第1部には士門・PKセンチャイムエタイジム(P.K.SaenchaiMuayThaiGym)が吏亜夢(ZERO)と激突する一戦が決定した。
士門はラジャダムナン・ルンピニーを制した吉成名高のいとこ。アマチュアで20冠を達成するに止まらず、中学生時代から本場タイで腕を磨いている。前戦は今年2月の「NO KICK NO LIFE」で橋本道場のホープ・花岡竜と対戦。無敗のホープ対決と注目された一戦に蹴りと首相撲で臨み花岡を撃破。”令和の怪物”の名を欲しいままの躍進を見せている。
対する吏亜夢は昨年12月にデビューするも黒星スタート。しかし今年1月のジャパンキックに参戦し2R KO勝利で初勝利を手にした。
第2部メインイベントにはムエタイ5冠王・渡辺優太(エイワスポーツジム)がクン・ナムイサン・ショウブカイ(尚武会)と対戦。
渡辺は日本国内でWPMF日本、WMC日本、J-NETWORK、MA日本キック、MuayThaiOpenとスーパーバンタム級で5本のベルトを獲得した和製ムエタイの強豪。近年はONEへ活躍の場を広げている。19年にはONE Championshipへ参戦したが、ルイ・ボテーロ、ニューイェン・トラン・デュイ・ニャットに連敗と苦戦。昨年12月のBOMでは堀口貴博を3R TKOに下し、復活の狼煙を上げた。
対するクンはMAXムエタイ55kg王者の肩書きを持つ強豪。今年1月にはジャパンキックに参戦し、馬渡亮太とWMOインターナショナル・スーパーバンタム級王座を争ったが判定負けを喫した。
また今年4月からスタートしたWMC日本ライトフライ級(49kg)王座決定トーナメントの決勝戦を実施。準決勝をKOで勝ち上がった天馬(WSR西川口)と、判定で切符を手にした響貴・PKセンチャイジム(P.K.SAENCHAI MUAYTHAI GYM)が王座を争う。
今大会の「BOMBERS」には『爆撃機』という意味があり、「今後BOMに参戦する選手も、今までBOMに参戦していた選手も爆撃手となり、対戦相手を倒してほしい」という思いから名付けられたという。新たな舞台に挑む若きムエタイ戦士たちの熱戦に期待したい。
<決定対戦カード>
【第1部】
▼メインイベントWMC日本ライト級(61.23kg)契約3分3R(延長なし)
マサ佐藤(WSR三ノ輪)
vs
将輝・FLYSKYGYM(FLYSKYGYM)
▼WMC日本スーパーフライ級(52.16kg)3分3R(延長なし)
士門・PKセンチャイムエタイジム(P.K.SaenchaiMuayThaiGym)
vs
吏亜夢(ZERO)
▼WMC日本スーパーライト級(63.50kg)契約3分3R(延長なし)
KJヒロシ(Y’ZD豊見城ジム)
vs
武巳(Aimhigh)
▼BOM61.00kg契約3分3R(延長なし)
羅向(ZERO)
vs
遠藤駿平(WSR三ノ輪)
▼WMC日本61.00kg契約3分3R(延長なし)
洸杜(エイワスポーツジム)
vs
不動明王岸田(TSKjapan)
▼WMC日本スーパーフェザー級(58.97kg)3分3R(延長なし)
向井貫太(WSR三ノ輪)
vs
虎次郎・FLYSKYGYM(FLYSKYGYM)
【第2部】
▼メインイベントWMC日本フェザー級(57.15.kg)3分5R(延長なし)
渡辺優太(エイワスポーツジム)
vs
クン・ナムイサン・ショウブカイ(尚武会)
▼WMC日本ライトフライ級王者決定戦(49.00kg)3分5R(延長なし)
天馬(WSR西川口)
vs
響貴・PKセンチャイムエタイジム(P.K.SaenchaiMuayThaiGym)
▼WMC日本57.00kg契約3分3R(延長なし)
ベンツ飯田(Aimhigh)
vs
蓮SUNCOSMO(SUNCOSMOGYM)
▼WMCインターコンチネンタルスーパーフライ級(52.16kg)王者決定トーナメント1回戦3分3R(延長あり)
桂英慈(クレイン)
vs
ダイヤ・ウォー・ワンチャイ(ウォー・ワンチャイプロモーション)
▼WMC日本女子スーパーフライ級(52.16kg)約2分3R(延長なし)
有里(TEAMS.R.K)
vs
上野hippo宣子(ナックルズGYM)
▼WMC日本61.00kg契約3分3R(延長なし)
史門(東京町田金子ジム)
vs
政善(FLAT-UP)
▼WMC日本スーパーフェザー級(58.97kg)3分3R(延長なし)
昴治(東京町田金子ジム)
vs
谷藤圭太(FLAT-UP)LAT-UP)
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