【K-1】MOMOTARO”武尊へのメッセージ”に、勝ち星全てKO男への圧倒勝利誓う
5月23日(日)東京・大田区総合体育館で開催の『K-1 WORLD GP』に参戦するMOMOTARO(30=OGUNI-GYM)が公開練習を行った。MOMOTAROは今回K-1のデビュー戦となる。
相手は、これまで勝った試合がすべてKO勝利のハードヒッター・西元也史(23=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)だ。スーパー・フェザー級の一戦(3分3R・延長1R)で行われる。
MOMOTAROは、14年にNJKFフェザー級王座を獲得すると、その翌年にWBCムエタイ日本フェザー級王座、17年にはWBCムエタイインターナショナルフェザー級王座を戴冠。19年からは世界の強豪たちが揃うONEに参戦して、数々の強豪たちと激闘を演じてきた。戦績は32勝(8KO)11敗1分。
公開練習でMOMOTAROは、バックボーンである伝統派空手と長年主戦場としてきたムエタイで仕込んだ蹴り技を、リズミカルにミットへ次々と叩き込んだ。「蹴りが得意でキックボクシングを始めた」と語るMOMOTAROは、その自己評価通りに多彩な蹴りを披露。美しいミドルを見せつけるに止まらず、飛びヒザ蹴りやバックスピンキックと、大技も繰り出した。
相手の西元は、勝ち星10勝の全てがKO勝利という強打を誇り、戦績は10勝(10KO)6敗2分。MOMOTAROは試合展開について「コーナーに詰めてラッシュに持っていかれたら彼は強いタイプだと思いますが、その場面を作らせません。いつも通り当てさせないで自分の攻撃を当てて、相手のスタミナを削ります。パンチ力もついてきたので、倒しにいきたいですね」と、相手のお株を奪うパンチでの決着を宣言した。
対戦が決まって以来、西元はMOMOTAROに「K-1なめるな」と敵意をむき出しにしているが、MOMOTAROは「前回の会見の後にTwitterで『ぶっ飛ばす』といっているのが流れてきました。彼もいい意味で火がついたのかな。全部KOで倒しているのはすごいことですけど、まだ戦績を見ても試合を見ても若いなあと思います」と余裕を見せる。
続けて「そこは大人の強さをなめないで欲しいなと思いますね。僕は日本だけじゃなくいろんな国、世界で戦ってきました。経験値も違うし戦績も倍以上。強さの違い、格の違いを見せたいと思います」とキャリアの違いを思い知らせるつもりだ。
MOMOTAROが新たな戦場に選んだK-1 スーパー・フェザー級には、現在、武尊が王者として君臨する。
その武尊と西元は同門だが、記者の「武尊へのメッセージになる一戦か」という質問にMOMOTAROは「そういう意味を含めて当ててきたのかなと。今は武尊選手も僕のことは視界に入っていないと思いますが、(西元を)圧倒して嫌でも気になる存在になれるようにがんばります。K-1にやってきたからにはK-1のベルトを巻きたいので、てっぺんを取りにいきます」と武尊へのメッセージにもなりえる一戦だと意気込んだ。
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