マクレガーが2021年アスリート世界長者番付トップに、推定年収は約197億円、2位サッカーのメッシと差をつける
元UFC二階級制覇コナー・マクレガー(32=アイルランド)は、フォーブスが5月12日に発表した『2021年版スポーツ選手長者番付』で、最も稼いだスポーツ選手としてトップに輝いた。
これは2020年の6月1日から約1年間の推定年収を公表したもので、今回マクレガーの推定年収は約197億円(約1億8000万ドル)。
マクレガーはMMA戦をこの1年間、今年1月のダスティン・ポイエー戦しか行っておらず、この試合の推定報酬はファイトマネーとPPV報酬を合わせて約24億円だ。
ではこの197億円がどこから出たのかといえば、マクレガーが自身のウイスキーブランドとして手がけていた『Proper No.12』製造会社の過半数の株式を今年4月売却したことによる。このウイスキーは18年に発売され、半年で約250万本を出荷、初年度1000億円を売り上げていた。
株式は175億円で売却され、これがマクレガーの2021年版年収のほとんどを占める。
フォーブスの2021年版番付では、1位がマクレガーで2位サッカーのリオネル・メッシ(約143億円)と50億円も差をつけた。3位もサッカーのクリスティアーノ・ロナウド(約132億円)となっている。他にはアメフト、バスケットボールの選手と続き、トップ10ではマクレガーが格闘家で唯一ランクインだ。
マクレガーは今回2度目の長者番付トップ10入り。1度目は2018年で、メイウェザー戦で約109億円、4位にランクインしている。ちなみにその年のトップはメイウェザーで約312億円。メイウェザーはパッキャオ戦のあった15年にも329億円(3億ドル)でトップになっており、この記録は未だ抜かされていない。
この1年間は新型コロナウイルスで世界のスポーツ界にも多大な影響があったが、メッシもロナウドも、昨年よりも収入を伸ばしている。その中で2位に大差をつけトップにつけたマクレガーの、競技選手としてだけではないビジネスセンスが光る結果となった。
マクレガーは株式売却の前後と思われる4月下旬に、ツイッターで「みんな、俺はマンチェスター・ユナイテッドを買おうと思っているんだけど、どう思う?」と、イングランドの世界的なトップサッカーチームを買収する案を出していた。
これにはファンからも驚きと呆れの反応があった。現在のマンチェスターの市場価格は少なく見積もっても1000億円以上とも言われている。しかし今回の売却によりマクレガーの純資産は約330億円に。マクレガーの人気とビジネス手腕を持ってすれば、夢物語では無いのかもしれない。
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