【格闘DREAMERS】レスリングエリートの中村倫也と宇佐美正パトリックが合格、仮契約も発表
「ABEMA」にて放送の、格闘オーディション番組『格闘DREAMERS』。最終回が昨日5月15日に放送された。
同番組はLDHのチーフ・クリエイティブ・オフィサーとして、数多くのプロジェクトを手掛けてきた『EXILE』 HIROが発起人に、元DREAMフェザー級世界王者の髙谷裕之、UFCでタイトル挑戦の実績を持つ岡見勇信らが育成していく”格闘家育成プロジェクト”。約半年に及ぶ過酷なオーディションなどを経て選び抜かれた者たち12名が、生き残りを懸けて最終審査に臨んだ。
最終審査では12名がTHE RAMPAGEチームとGENERATIONSチームにそれぞれ分かれ、第1試合~第4試合はチーム戦、第5試合~第8試合はプロレベルと評価された4選手が外部から招聘した選手と対戦した。
全試合が終了後「試合結果、内容もそうですが、今までの練習も見た上でこういう結果になりました」と、総監督の髙谷から発表された合格者は、第8試合で外敵の新井拓巳にパンチで圧勝したレスリング全日本2連覇の中村倫也と、第7試合で外敵の日高健太郎からTKO勝利した高校ボクシング6冠の実績を持つ宇佐美正パトリックの2名。
髙谷は「このオーディションに、中村はLDH所属選手として自ら挑戦し、文句なしに合格となりました。これから世界のトップを目指して、格闘家として頑張って下さい」と中村に激励の言葉を送った。
これを受けて中村は「安心しましたね。やっと、これでちゃんと胸を張って(LDHの)所属ファイターと言えるかなと思います。夢を持って戦う仲間たちと、しのぎを削れて自分も本当に成長できた半年間でした」と話した。
続いて、髙谷は、合格者の宇佐美に対し「あのパンチの才能と結果で示してくれたので文句なく合格です」と告げた。
合格し、LDH martial artsとの契約を獲得した宇佐美は「初めて嬉しくて泣きましたね。僕は夢を掴むために、あと一歩というところでいつも落としてたんですよね、オリンピックの選考会でもそうですし。日本人初のUFCチャンピオンってなったら、結構えげつないと思うんですよね。(中村)倫也君と僕だったら絶対なれると思うんですよ。だから頑張るっす、マジで」と意気込みを述べた。
髙谷は「合格者は以上です。ただ今日の戦いを見てHIROさんと話して、合格ではないけど、仮契約の選手を5名とりたいと思います」と言い、鈴木崇矢、山内渉、柳田龍彌、八木敬志、安永吏成の名前が発表された。
仮契約内容は、本契約に相応しい選手になるまでジム会費や食費などLDHのサポートを受けられるというもので、期限付き育成契約となる。
また、ヘッドコーチの岡見は「このMMAの世界は本当に厳しい世界だと、自分は20年間いて感じています。この世界で戦い抜いていくのは、並大抵の気持ちでは無理だと思う。この世界は負けてからが本当の勝負だと思うので、諦めずに戦い続けて下さい」と、仮契約や不合格となった選手、負けた選手も含めて激励の言葉を送った。
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