【K-1】島野浩太朗”不器用ですが”「天才肌の相手に勝つ」佐野天馬「技術と100%以上の気持ちで挑む」
5月30日(日)横浜武道館で開催される『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K-1バンタム級日本最強決定トーナメント~』のK-1スーパー・フェザー級ワンマッチで対戦する島野浩太朗(28=菅原道場)と佐野天馬(23=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)のインタビューが公開された。
島野は元Krushスーパー・フェザー級王者で現MA日本キックの同級日本王者だ。激闘派ファイターとして知られ、17年のK-1では皇治に判定負けしたがバチバチの打ち合いを演じた。昨年12月のK-1両国大会では芦澤竜誠と対戦し、壮絶な打ち合いの末に敗れたが、今年3月28日『K’FESTA.4 Day.2』日本武道館大会では三輪裕樹に勝利。5月30日のK-1横浜武道館大会への参戦が決まり、若き実力者・佐野天馬を迎え撃つ。島野は佐野が前戦で判定負けした山本直樹に18年にKO勝ちしており、島野有利の味方もあるが、島野は佐野を天才肌と評価し警戒する。
▶︎【動画】島野”不器用”も 怒涛の攻めで1R KO勝利、3ノックダウン奪う=Krush
「若くして(15歳)プロデビューして、結果を残してタイトルも獲って、すごくテクニックがある天才肌」と島野は語り、自身は真逆の不器用なタイプと言う。
「僕は不器用ですし、器用にいくつもこなせるタイプではないです。でもそれは自分の個性として受け入れていて、自分は佐野選手とは対極の長所を持つ選手だと思います」と逆に不器用を長所でもあると語った。
この一戦に向け「武骨さやガムシャラで叩きに行くだけでは勝てない。今までそうした戦い方で天才肌の選手に悔しい思いをしてきたので、今回佐野選手に勝って“天才肌のテクニックを超えるものはこれなんだ”というものを結果で証明したいです」と話した。彼は自然の中での走り込みなどのトレーニングや気功の一種の立禅を取り入れる。天才を超越した何かを見せられるか。
対する佐野は初のK-1参戦。13年にKrushでプロデビューしてから破竹の9連勝をマークし、元K-1スーパー・バンタム級王者・武居由樹からも勝利を収める。2017年9月に第2代Bigbangフェザー級王者となり、現在はスーパー・フェザー級で活躍。前戦は20年3月のKrush、山本直樹に判定負けし2連敗。次こそは再起をかける。
1年2ヶ月ぶりのリングだが佐野は「体調もバッチリですし、毎日いい練習もできてます」と好調で、初のK-1のリングには「自信は毎回あるんで、そこも変わらずです」と自信を見せる。
激闘派の島野に対して何で対抗するかという質問には「技術はもちろんなんですけど、100%以上の気持ちを見せないと勝てないと思ってます」とし「それで結果、倒せたら」と意気込んだ。
♢選手データ
島野浩太朗(28=菅原道場)身長:174cm、構え:右、戦績:40戦 26勝(15KO)14敗、主なタイトル:第7代Krushスーパー・フェザー級王者、MA日本キックスーパー・フェザー級王者、WMAF世界スーパー・フェザー級王者
佐野天馬(23=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)身長:172cm、構え:右、戦績:28戦 19勝(3KO)9敗、主なタイトル:第2代Bigbangフェザー級王者、2014年Krush-55kg新人王
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