【KNOCK OUT】3度ダウン奪取で初防衛のバズーカ巧樹、それでも立ち続けた大谷翔司に「そこそこ根性があった」と評価
5月22日(土)東京・後楽園ホールにて開催されたキックボクシングイント『KNOCK OUT 2021 vol.2』の「メインイベント[無法島presents KNOCK OUT-BLACK ライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で挑戦者・大谷翔司(スクランブル渋谷)から3度のダウンを奪い、判定で初防衛に成功した王者・バズーカ巧樹(菅原道場)が一夜明け会見に出席した。
バズーカは、一度敗戦している大谷を相手に見事な左のカウンターを炸裂させ、3度のダウンを奪いリベンジにも成功した。会見に出席して「勝って当たり前の試合に勝っただけです。そんな嬉しいとかもなかった。勝って当然なので」と冷静にコメントした。
前回はダウンを奪われて敗戦を喫していたバズーカ。この試合に負ければ、ベルトも立場も失うという中で、大谷から3度のダウンを奪って大差の判定勝利を飾った。一方の大谷もダウンを奪われながらも、前進して果敢に打ち合いに挑んだ。両者の意地が見えたメインイベントだった。
相手の動きは想定内だったというバズーカ。「全部分かっていたので、効いたのも1発もないですし、集中して戦ったので問題ない」と全ては予想通りだったという。前回の敗戦と異なった部分としては、”集中力”を挙げた。「前回負けた1戦があったので集中して戦うことは決めていて、全く問題なかった」とダウンを奪われた反省点を踏まえて、対策を練ったことが勝利につながった。
昨日の試合で効果的だったのは抜群のタイミングで合わせる左フックだ。バズーカは左フックで大谷から2度のダウンを奪った。「左が空いてる感じがしたので出したら全部当たった」との手応えはあった。
バズーカの目指す理想像は、倒すチャンピオンであることだ。「(大谷から奪った)3R目のダウンは効いていたけど、倒せなかったのが甘かった」と謙虚な姿勢を見せた。大谷はダウンを奪われても前進を止めることはなかった。「ずっと前には来るのかと思っていたので、そこそこ根性があったんじゃないですか」とバズーカ節で相手を称えた。
昨日の試合後には、今後の対戦相手として一度敗戦している西岡蓮太の名前を挙げた。「最近負けたと言ったら西岡蓮太くらいなので、やられっぱなしが嫌で、やりたいとは思いましたね」と思いを語った。
防衛戦や次戦のタイミング、そして対戦相手については、特に希望はないというバズーカ。明日から次戦に向けて練習を再開するといい「今後も気合入れてもっと強くなるのでしっかり見ててください」とファンにメッセージを送った。
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