2021/05/28（金）UP
（最終更新：2021/05/28 14:15）

リナレス（右）と王者ヘイニーが本日２８日（日本時間）ラスベガスで会見でした(C)DAZN

　５月３０日（日・日本時間）に米ラスベガスのマンダレイ・ベイ・カジノ＆リゾートにて行われるWBC世界ライト級タイトルマッチを目前に控えた元3階級制覇王者ホルヘ・リナレス（35＝帝拳＝ベネズエラ）が本日28日（日本時間）、王者デビン・ヘイニー（22＝米）とともに公開会見に応じた。

▶︎【動画】リナレス勝てるか！？ヘイニーの豪快、失神KO勝利

　司会者からコンディションを尋ねられると、リナレスは「自分にとってこの試合は大きなものとなる。日本でずっといいトレーニングを積んできた。ケビン・ミッチェルやアンソニー・クローラ、ロマチェンコ戦のときよりもはるかに体調がいい」と絶好調をアピール。5度目の世界王座奪取への自信を見せた。

　それに対し、ヘイニーは「それはよかった。これで俺が勝てば言い訳はきかない」と応酬。ビッグクマッチを前に両者が火花を散らした。

リナレス（右）と王者ヘイニーが本日２８日（日本時間）会見でフェイスオフで睨み合う(C)DAZN

　今回の会場は、リナレスが07年7月にオスカー・ラリオス（メキシコ）をTKOで下し、初めて世界王者（WBC世界フェザー級）となった場所。18年5月にはワシル・ロマチェンコにプロ初ダウンを与えるも10R KO負けで王座陥落後はタイトルを獲得できていない。
　リナレスはこれに勝ち、この記念すべき会場で再び世界に返り咲きを狙う。

　対するヘイニーはプロ25勝（15KO）無敗。19年9月に4R TKOでWBC同級世界タイトルを獲得。翌8月にはWBCは正規王者のワシル・ロマチェンコをフランチャイズ王者に昇格したため、暫定王者のヘイニーは正規王者となった。前戦は昨年11月。これまで2度の防衛に成功しており、リナレスが3度目の防衛戦となる。

　なお、試合はDAZNにて日本でも生中継される。

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