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【ボクシング】リナレス、KOで3階級制覇

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2014/12/30(火)UP

藤本京太郎のヘビー級ガチスパーリング!
2012年大みそかの東洋太平洋王座決定戦直前スパーリング。オーストラリアから呼んだスパーリングパートナーのプロボクサーが、京太郎を倒しに来る!

大橋ジム/帝拳プロモーション
「ボクシングフェス2014 SUPER BOXEO」
2014年12月30日(火)東京体育館

リナレス(左)がKOで3階級制覇を果たした

 

▼WBC世界ライト級王座決定戦 3分12R
○ホルヘ・リナレス(ベネズエラ/WBC世界ライト級1位)
KO 4R1分50秒
●ハビエル・プリエト(メキシコ/WBC世界ライト級3位)
※リナレスが新王座に就く。

 帝拳ジム所属のベネズエラ人ボクサー・リナレスが、2度目の3階級制覇に挑んだ。リナレスはWBC世界フェザー級王座、WBA世界スーパーフェザー級王座を獲得し、2011年に3階級制覇を懸けてWBC世界ライト級王座決定戦に臨んだがTKO負け。昨年11月にはWBA同級王者への挑戦が決まっていたが、試合1週間前に相手の怪我で試合が中止になってしまった。

 そして今回、24勝(18KO)7敗2分の戦績を持つメキシカン、プリエトとの王座決定戦のチャンスを得た。

 1R、プリエトがプレッシャーをかけ、リナレスが下がりながらも左ジャブを返して行く。2Rには、リナレスの左ジャブを起点としたコンビネーションが当たり始め徐々に主導権を握り始めた。

 3R、変わらず前に出続けるプリエトのワンツーが当たり、4Rには接近戦を仕掛けたところでリナレスの打ち下ろしの右ストレートがクリーンヒット! 

 追撃の左フックをもらい、たまらず後ろを向きながら倒れたプリエトは立ち上がることができず、リナレスがKO勝ち。初来日から12年、悲願の3階級制覇を達成した。

この試合の写真(全118枚)はこちら

▼OPBF東洋太平洋スーパーフライ級王座決定戦 3分12R
○松本 亮(大橋/OPBF東洋太平洋スーパーフライ級3位、WBAスーパーフライ級10位)
KO 12R43秒
●ルスリー・サモール(タイ/OPBF東洋太平洋スーパーフライ級5位)
※松本が新王座に就く。

 松本は長いリーチを活かした攻撃で主導権を握る。ガードの固いサモールに対し、12Rに松本が右ストレートでKOし、13戦(11KO)と無敗のままタイトルを獲得した。


▼スーパーフライ級 3分8R
○井上拓真(大橋/日本フライ級4位)
判定3-0 ※80-73、80-72、80-72
●ネストール・ナルバエス(アルゼンチン)

 オーソドックスの井上は左の攻撃を主体にした攻めを見せ、手数で圧倒。7Rにはボディへの攻撃を効かせる。手数の落ちない井上が完勝した。

☆WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ 井上尚哉vsオマール・ナルバエスはこちら
☆WBC世界ライトフライ級王座決定戦 八重樫東vsペドロ・ゲバラはこちら
☆ミドル級10回戦 村田諒太vsジェシー・ニックロウはこちら  

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