【K-1】トーナメント制覇の黒田斗真が「僕がバンタム級を引っ張る」とエース宣言、今後は海外勢との対戦望む=一夜明け
5月30日(日)神奈川・横浜武道館にて行われた『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K-1バンタム級日本最強決定トーナメント~』の一夜明け会見が31日都内にて行われた。
本大会で開催された「K-1 WORLD GP 2021 K-1バンタム級日本最強決定トーナメント」を制した黒田斗真(20=K-1ジム心斎橋チームレパード)が一夜明け会見に臨んだ。
黒田は1回戦で池田幸司を2度倒してKO勝利。2回戦は松本日向から2度ダウンを奪い判定勝利。決勝は優勝候補筆頭と見られていたKrushバンタム級王者・壬生狼一輝を左ストレート一撃で下し、圧倒的な攻撃力でトーナメント優勝を果たした。
黒田はトーナメントを振り返り「1回戦の池田選手はパワーもテクニックもあってやりにくかったですが、その中で隙を見つけて倒せてよかった。1回戦の松本選手はダウンを取っても目が死なず、気持ちが強い選手でした。決勝の壬生狼は一番やりたかった選手。Krush王者としての覚悟もあって簡単に倒れないと思ったけど、自分を信じて倒せて勝てた」と、3試合それぞれを評価した。
試合直後のインタビューでは「壬生狼選手と万全な状態でやりたい」と発言した黒田。改めてその真意を問われると「今回はトーナメントで何があるかわからず、壬生狼選手もボロボロで決勝にあがってきました。万全ならケガをしたとか文句言えないので、万全な状態でやって完封したいです」と、完全勝利を目指す構え。さらにその先は「53kgの強い海外選手とやりたい」と、早くも国際戦への意欲も見せている。
今回猛威を振るった黒田の左ストレート。黒田本人は「もらってもいい、倒されてもいいから倒してやろうと思い切って打ったら思うように試合が進んだ」と覚悟の一撃だったと語る。
その覚悟の裏にあるのは「去年12月のKrushトーナメント準決勝で吉岡ビギン選手に負けてから、悔しくて毎日練習した」という血のにじむような努力。今後は対戦相手からの警戒が予想されるが「とりあえずいっぱい遊んでから対策は考えます」と笑顔とともに自信を見せた。
黒田はトーナメント前に「SNSで『バンタム級はKOが少ないから面白くない』と書かれていました」という酷評を目にしたという。しかし蓋を開けてみれば全試合で計5つのダウンを奪う倒し屋ぶりを発揮。「バンタム級でも倒せるとお伝えできたかなと思います」と評価を覆してみせた。
改めて「これからは僕がバンタム級を引っ張る存在となります」と力強く宣言した黒田。華々しいKO劇を祝砲代わりに、群雄割拠のK-1バンタム級が幕を開けた。
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