2021/05/31（月）UP
（最終更新：2021/05/31 16:57）

菅原美優を下したMIOが一夜明け会見に出席

　5月30日（日）神奈川・横浜武道館にて行われた『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ～K-1バンタム級日本最強決定トーナメント～』の一夜明け会見が31日都内にて行われた。

　第13試合[スーパーファイト／K-1女子アトム級／3分3R・延長1R]に出場し、リーチに勝るKrush女子アトム級王者・菅原美優（21＝K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ）を下したMIO（26＝K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）が一夜明け会見に出席。前日の試合の振り返りと今後について語った。

　勝利から一夜明けたMIOは「もっともっとアグレッシブな試合展開を見せたかったのが一番」と、試合内容には一定の反省を見せた。その一方で「以前のファイトスタイルからK-1スタイルに変えていて、それがいい形で出ているんじゃないかなと思います。試合もこれで3戦させてもらって試合勘も戻ってきたので、もっと自分らしい戦いを見せられると思います」と着実な進化に手応えを感じたという。

リーチが長い菅原へ繰り出すMIOの右フック

　対戦した菅原については「華奢な体から繰り出される強い前蹴りやローがいい武器。Krush王者の強さを実感できた」と実力を高く評価。その菅原の武器を攻略した要因を「蹴られてはいいやと思っていましたが、前蹴りを蹴られる前に先に前蹴りを出すとか、ちょんちょん蹴るとかがよかったのかも」と分析した。
　Krush王座を持つ菅原に勝利したことで王座挑戦のチャンスも出てきたが、挑戦の意思を問われると「もちろん興味はあります。チャンスが巡ってくれば」と、控えめな表現で王座挑戦への意欲を感じさせた。

　なお、今回の試合前にMIOは菅原とSNSやインタビューで衝突。「かわいいけどすごくムカつく」と複雑な心境を垣間見せた。菅原からも「怖い」と言われ続けた”怖いお姉さん”スタイルを貫くのかという質問に「16歳でデビューしてからいい子ちゃんにしていたんですけど、結構元がこういう性格。もっと素を出そうと思います」と、圧力を強めていく方針を明かした。