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WBOが井岡一翔に対戦を指令、相手は同級2位ロドリゲス=高山勝成に勝ちミニマム級2団体制覇の実績

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2021/06/02(水)UP

井岡一翔(写真は昨年大みそかの田中恒成戦)Naoki Fukuda

 WBO(世界ボクシング機構)は、本日2日(日本時間)にWBOスーパーフライ級王者・井岡一翔(32=Ambition)に、同級2位で元WBO,IBFミニマム級王者のフランシスコ・ロドリゲスJr(27=メキシコ)との対戦を指令した。
 WBOがこの日、発表した文書によると、両者には30日間の交渉期間が与えられ、合意に達しない場合は入札になるという。

本日WBOが発表した井岡への対戦指令書

 本来ならローマン・ゴンサレス(ニカラグア)にもKO勝利しているWBO1位のシーサケット・ソールンビサイ(タイ)が基本線になるはずだが、2位のロドリゲスになった理由は海外メディアによると、シーサケットがWBCのスーパーフライでの4人トーナメントに参加しているためとされる。

 ロドリゲスは2014年にIBF世界ミニマム級王者高山勝成とミニマム級王座統一戦を行い、判定勝ちでWBO王座の初防衛、IBF王座の獲得に成功。その後、王座を返上し、フライ、スーパーフライに上げてからは現在まで15連勝中。果たしてこの一戦は成立となるか。

【選手データ】
・井岡一翔(32=Ambition)身長164cm/リーチ167cm/右ボクサーファイター/戦績26勝(15KO)2敗/KO率53.57%。主なタイトル:日本人初の世界4階級制覇王者、現WBOスーパーフライ級王者

・フランシスコ・ロドリゲスJr(27=メキシコ)身長163cm/リーチ165cm/右ボクサーファイター/戦績34勝(24KO)4敗/KO率61%。主なタイトル:元WBO,IBFミニマム級王者

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