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【UFC】フライ級王者フィゲイレードが“全身バキバキ筋肉”で初回KO予告、モレノはメキシコ人初のUFC王者狙う=前日計量

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2021/06/12(土)UP

フェイスオフで拳をぶつけるフライ級王者フィゲイレード(左)と挑戦者モレノ(右)@UFC

 6月13日(日・日本時間)に米アリゾナ州グレンデール・ヒラ・リバー・アリーナにて開催される『UFC263』の前日計量が12日に実施された。
 コーメインのフライ級(125ポンド/56.7kg)タイトルマッチで対戦する、王者デイブソン・フィゲイレード(32=ブラジル)と、挑戦者のブランドン・モレノ(26=メキシコ)が共にリミットの125ポンドでパスした。

 公開計量で、モレノが登場すると会場は大歓声。対照的に王者フィゲイレードは登場前から会場はブーイングの嵐。この会場のファンの王者に対する扱いは、多くのメキシコ系移民が居住するアリゾナ州での会場で、メキシコ出身のモレノを応援するファンが多いのが理由かもしれない。

▶︎【動画】は、ブーイング嵐の中、フライ級王者フィゲイレードが“全身バキバキ筋肉”で初回KO予告!

激闘を戦い抜いたフィゲイレード(左)とモレノ(右)(getty/Zuffa LLC/UFC)

 このブーイングに対し、サングラス着用のまま、少し苛立つ様な表情を見せる王者フィゲイレードだが、その身体は完璧に仕上がった状態。“全身バキバキ筋肉”の隆起は、明かにモレノ以上だ。

 フェイスオフで、フィゲイレードが右拳を前に突き出すと、モレノは人懐っこい笑顔で、その拳を自らも右拳でコツンと叩くと、すかさず恒例の「LOVE(ハートマーク)」のハンドサイン。フィゲイレードが威嚇するようなマッスルポーズで、最後まで対照的な両者の態度だった。

 フィゲイレードはブラジルを代表する超攻撃型ファイター。17年にUFCに参戦し、昨年2月のフライ級王座決定戦でジョセフ・べナビデスにTKO勝利したが、体重超過で王座の権利を剥奪。その後、同7月のダイレクトリマッチで1R一本勝ちで新王者に。その後2度の防衛に成功した。戦績は20勝1敗1分け。

 そのフィゲイレードが今回モレノと再びタイトル戦を争うが、これはドローに終わった昨年12月からの再戦。この試合では25分間お互い一歩も引かない壮絶な殴り合いが行われ、1-0のドロー判定でフィゲイレードが王座防衛。ダナ・ホワイト社長が試合後「フライ級史上最高の試合」と評価し、さらに、この激闘の完全決着を求める声が多く、本大会で実現することとなった。

 ダイレクトリマッチによる再挑戦をモレノは「今日の日まで激動だった。また夢が叶った。私は最強の称号を手にした。今夜のみんなの応援を背に明日はやってやる!」と叫んだ。

 対するフィゲイレードはブーイングの嵐の中「アメリカのみんな、愛している。皆のために戦う。彼を1ラウンドでノックアウトする。それで自分のことを好きになってもらえると思う」と、会場のブーイングに対して挑発まじりの初回KO予告をした。

 果たして、フィゲイレードの初回KO予告は実現するか、それとも会場の応援を背にしたモレノがメキシコ人初のUFC王者となるか。

▶︎次ページ【動画】は、ブーイング嵐の中、フライ級王者フィゲイレードが“全身バキバキ筋肉”で初回KO予告!

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